問題2-3(対戦)

問題

テニスの全国大会の決勝にP、Q、R、S、Tの5人が出場した。今までの対戦経験について次のことがわかっている。

Ⅰ Pさんは3人と対戦経験がある。

Ⅱ QさんはRさんとだけ対戦経験がある。

最も少ない情報で5人全員の対戦経験を確定するには、Ⅰ、Ⅱのほか、次のア、イ、ウのうち最低限どれが加わればよいか。AからHで1つ選びなさい。

ア 3人とだけ対戦経験がある人物はPさんのほかに1人だけいる

イ SさんとTさんは対戦経験がある

ウ RさんとTさんは対戦経験がある

選択肢


  • A. アだけ

  • B. イだけ

  • C. ウだけ

  • D. アとイ

  • E. アとウ

  • F. イとウ

  • G. アとイとウ

  • H. 正しい推論はない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。この問題のよう多くの組み合わせがある問題を頭の中だけで考えることは難しいので、表を用いてまとめることが重要です。
例えばこの問題では、縦と横にP、Q、R、S、Tをそれぞれとった1vs1の組み合わせの表を書いてみましょう。Ⅰ,Ⅱ、Ⅲの情報でRvsS、RvsT、SvsT以外の結果を埋めることができます。すべての対戦経験が確定するということは表が全て埋まるということです。情報が少ない順にAから選択肢を代入していき、はじめてのRvsS、RvsT、SvsTの対戦経験が確定する選択肢が解答となります。
このように表を書くことで情報が整理され、正確に問題を解くことが出来るでしょう。