問題1-29（語句の用法）

下線部の語が最も近い意味で使われているものを１つ選びなさい。

おのれをもって人をはかるべきではない

推し量る、想像する。「おのれをもって人をはかる」は自分を基準に人の心などを推量すること。また、人はそうしがちだという意味のことわざ。同じ意味はD「相手の真意をはかる」。

Aは図る、うまく処理する、

Bははかりごとをする・たくらむ、

Cは物の度合いを調べる、

Eは相談する。

言語の語句の用法の問題では、語句がどのような意味で使われているかを理解することが大事になってきます。
問題文の「…をはかるべきではない」では、ことわざにおいて自分を基準に人の心などを推量するといった意味であることが分かります。このような意味で「…をはかる」を用いられている選択肢はＤの「相手の真意をはかる」だけであることが分かります。
このように、語句がどのような意味で利用されているのかに注目して問題を解いてみましょう。