問題
14個のケーキをP、Q、R、Sの4人に配った。配ったケーキの個数について次のことが分かっている。
Ⅰ PとRがもらった個数の平均は、QとSがもらった個数の平均と等しい。
Ⅱ Pがもらった個数は4人の中で最も多い。
Ⅲ 4人がもらった個数は全て異なる。
このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。
ア Qがもらった個数はSがもらった個数よりも多い。
イ Rがもらった個数は4人の中で最も少ない。
ウ Sがもらった個数は4人のもらった個数の平均よりも多い。
選択肢
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
G. アとイとウ
H. 正しい推論はない。
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように平均から各数値を求める問題では、わからない数値を一度文字でおいて式で整理しましょう。
例えばこの問題では、P、Q、R、Sの個数をそれぞれP、Q、R、Sと置きます。文字を利用すると、条件Ⅰは「P+R=Q+S」、選択肢アは「Q>S」のように表せます。選択肢Ⅰ~Ⅲを連立方程式のように解けば、「P+R=Q+S=7」を導くことができます。選択肢ア~ウに関してまず反例を探して、必ず正しいとは言えないものを消去しましょう。それから残った選択肢について必ず正しいかを確かめた方が早いです。
このように条件を文字で表すことで、情報をわかりやすく整理することが出来ます。
例えばこの問題では、P、Q、R、Sの個数をそれぞれP、Q、R、Sと置きます。文字を利用すると、条件Ⅰは「P+R=Q+S」、選択肢アは「Q>S」のように表せます。選択肢Ⅰ~Ⅲを連立方程式のように解けば、「P+R=Q+S=7」を導くことができます。選択肢ア~ウに関してまず反例を探して、必ず正しいとは言えないものを消去しましょう。それから残った選択肢について必ず正しいかを確かめた方が早いです。
このように条件を文字で表すことで、情報をわかりやすく整理することが出来ます。