問題
18個のボールをP、Q、R、Sの4人に配った。これについて次のことが分かっている。
Ⅰ PとRがもらった個数の平均は、QとSがもらった個数の平均と等しい。
Ⅱ Pがもらった個数は4人の中で最も多い。
Ⅲ 4人がもらった個数は全て異なる。
このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。
ア Qがもらった個数はSがもらった個数よりも多い。
イ QかSのうちどちらかは、4人がもらった個数の平均よりも少ない。
ウ Rがもらった個数は4人の中で最も少ない。
選択肢
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
G. アとイとウ
H. 正しい推論はない。
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように推論が正しいかを判断する問題では、わかっている情報を一度整理して、考えるためのベースを構築しましょう。
例えばこの問題では、条件ⅠからPとR、QとSの合計がともに9であり、個数の組み合わせは(8、1)(7、2)(6、3)(5、4)のいずれかになります。条件ⅡよりPの個数を基準として場合分けを考えると良いでしょう。例えばPが7個の場合、Rは2個で、QとSの組み合わせは条件Ⅲより(6、3)(5、4)です。Pが8、7、6個の場合の3通りについてア~ウが正しいかを確かめれば良いこととなります。
このようにわかっている情報を一度整理して、考えるためのベースを構築することで、シンプルに問題を解くことが出来るでしょう。
例えばこの問題では、条件ⅠからPとR、QとSの合計がともに9であり、個数の組み合わせは(8、1)(7、2)(6、3)(5、4)のいずれかになります。条件ⅡよりPの個数を基準として場合分けを考えると良いでしょう。例えばPが7個の場合、Rは2個で、QとSの組み合わせは条件Ⅲより(6、3)(5、4)です。Pが8、7、6個の場合の3通りについてア~ウが正しいかを確かめれば良いこととなります。
このようにわかっている情報を一度整理して、考えるためのベースを構築することで、シンプルに問題を解くことが出来るでしょう。