問題
P、Q、R、Sの身長を測定した。これについて次のことが分かっている。
Ⅰ PはQよりも背が低い。
Ⅱ RはPよりも背が高い。
Ⅲ Sの身長はQとRの平均よりも高い。
このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。
ア Sの身長はPよりも高い。
イ Rの身長はQよりも高い。
ウ PとSの身長の平均はQとRの身長の平均よりも高い。
選択肢
A. アだけ
B. イだけ
C. ウだけ
D. アとイ
E. アとウ
F. イとウ
G. アとイとウ
H. 正しい推論はない。
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように推論が正しいかを判断する問題では、わかっている情報を記号などを用いて整理して、考えるためのベースを構築しましょう。
例えばこの問題では、条件Ⅰと条件Ⅱより、P<Q、P<Rであるとわかります。また、条件Ⅲより、2S>Q+Rです。条件Ⅰ、Ⅱより、2P<Q+Rなので、これらを合わせて考えると、2P<Q+R<2Sであることがわかります。QとRの大小関係はわかりません。この状態で推論が正しいかを判断しましょう。
このようにわかっている情報を一度整理して、考えるためのベースを構築することで、シンプルに問題を解くことが出来るでしょう。
例えばこの問題では、条件Ⅰと条件Ⅱより、P<Q、P<Rであるとわかります。また、条件Ⅲより、2S>Q+Rです。条件Ⅰ、Ⅱより、2P<Q+Rなので、これらを合わせて考えると、2P<Q+R<2Sであることがわかります。QとRの大小関係はわかりません。この状態で推論が正しいかを判断しましょう。
このようにわかっている情報を一度整理して、考えるためのベースを構築することで、シンプルに問題を解くことが出来るでしょう。