問題
P、Q、R、Sの4人が感染症の検査を行った。次のことが分かっている。
Ⅰ 最初に陽性が出たのはQだった。
Ⅱ 連続して陽性者は出ていない。
Ⅲ PはSよりも先に検査をし、Sは陰性であった。
Ⅳ 陽性者と陰性者はそれぞれ2人ずつである。
最も少ない情報で、全員の検査を受けた順番と結果を確定させるには、Ⅰ~Ⅲの情報のほか、次のア、イ、ウのうちどれが加わればよいか。
ア Qは1番目に検査を受けている。
イ PはRよりも後に受けている。
ウ Sは3番目以降に受けている。
選択肢
- A. アだけ
- B. イだけ
- C. ウだけ
- D. アとイ
- E. アとウ
- F. イとウ
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような条件から順番と結果を推測する問題では、わかっている情報を記号でわかりやすく整理しましょう。
例えばこの問題では、まず陽性と陰性の順番だけで考えてみましょう。陽性を〇、陰性を×で表すとすると、条件Ⅱと条件Ⅳより、考えられる順番は〇×〇×、〇××〇、×〇×〇の3通りです。次に条件Ⅰと条件Ⅲより誰がいつ検査したかが部分的にわかるので、そこを〇と×からアルファベットに置き換えます。最後に、考えられる3通りのうち1通りに確定できるような選択肢を探しましょう。
このように情報を記号で整理することで考えるための下地を作ることができます。
例えばこの問題では、まず陽性と陰性の順番だけで考えてみましょう。陽性を〇、陰性を×で表すとすると、条件Ⅱと条件Ⅳより、考えられる順番は〇×〇×、〇××〇、×〇×〇の3通りです。次に条件Ⅰと条件Ⅲより誰がいつ検査したかが部分的にわかるので、そこを〇と×からアルファベットに置き換えます。最後に、考えられる3通りのうち1通りに確定できるような選択肢を探しましょう。
このように情報を記号で整理することで考えるための下地を作ることができます。