問題
X、Y、Zという3つの町の歳入のうち地方税が占める割合を次の表に示している。X町とZ町の歳入は等しく、Y町の歳入はX町の歳入の3分の2である。X町とY町が合併してW町ができる場合、次の推論にあてはまる正しいものを選択肢から選びなさい。
・W町の歳入のうち地方税が占める割合は24%より大きくなる。
X | 25% |
Y | 20% |
Z | 30% |
選択肢
A. 正しい
B. どちらとも言えない
C. 誤り
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。基準となる数値を工夫して決めることによって後々の計算がやりやすくなるでしょう。
例えばこの問題では、X町の歳入を基準とします。Y町の地方税額を整数で表すために、X町の歳入を300とおくと良いです。次にその基準をもとにX町、Y町の地方税額を計算します。W町の歳入のうち地方税が占める割合は(X町とY町の地方税の合計額)÷(X町とY町の人口の合計)で計算できます。このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。
例えばこの問題では、X町の歳入を基準とします。Y町の地方税額を整数で表すために、X町の歳入を300とおくと良いです。次にその基準をもとにX町、Y町の地方税額を計算します。W町の歳入のうち地方税が占める割合は(X町とY町の地方税の合計額)÷(X町とY町の人口の合計)で計算できます。このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。