問題2-1（確率）

 XとYの2人がくじをひく。そのくじは3等賞が当たる確率が\(\frac{1}{8}\)、4等賞の当たる確率が\(\frac{1}{4}\)である。XとYのうち片方が3等賞、もう片方が4等賞を当てる，という事象が起きる確率を求めよ。

 

正解：

B. \(\frac{1}{16}\)

あなたの回答:

Xが3等賞を当てる確率が\(\frac{1}{8}\)、Yが4等賞を当てる確率が\(\frac{1}{4}\)なので、

Xが3等賞、Yが4等賞である確率は、

\(\frac{1}{8} \times \frac{1}{4} = \frac{1}{32}\)

であり、Xが4等賞、Yが3等賞である確率も同様に\(\frac{1}{32}\)なので、求める確率は、

\(\frac{1}{32} \times 2 = \frac{1}{16}\)

 

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「XとYのうち片方が3等賞、もう片方が4等賞を当てる」という事象は、「Xが3等賞を当てYが4等賞を当てる」という事象と、「Yが3等賞を当てXが4等賞を当てる」という２つの事象に分けることができます。
このように求めたい事象を複数の事象に分けることを意識して問題を解いてみましょう。