問題
高級赤ワインと白ワインをそれぞれ10本ずつ仕入れたところ、合計140000円であった。
赤白どちらも原価の4割の利益が出るように値段を設定し全て売り切ったところ、赤ワイン10本の利益は白ワイン10本の利益より8000円低かった。
赤ワインの定価はいくらか。
選択肢
- A. 4000円
- B. 5600円
- C. 6000円
- D. 8400円
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、赤ワイン1本の原価をx、定価を1.4x、利益を0.4x、白ワイン1本の原価をy、定価を1.4y、利益を0.4yと置きます。その上でまず、赤と白それぞれ10本ずつの仕入れ値が140000円なので、10x+10y=140000という式が立ちます。次に、赤ワイン10本の利益は白ワインのそれより8000円低いという関係から、4x+8000=yという式が立ちます。従って、これらの式を解いて、x=6000とわかります。これは赤ワインの原価なので、赤ワインの定価は1.4倍の8400円とわかります。
この様に、わからないものは文字で置いて考えてみましょう。
例えばこの問題では、赤ワイン1本の原価をx、定価を1.4x、利益を0.4x、白ワイン1本の原価をy、定価を1.4y、利益を0.4yと置きます。その上でまず、赤と白それぞれ10本ずつの仕入れ値が140000円なので、10x+10y=140000という式が立ちます。次に、赤ワイン10本の利益は白ワインのそれより8000円低いという関係から、4x+8000=yという式が立ちます。従って、これらの式を解いて、x=6000とわかります。これは赤ワインの原価なので、赤ワインの定価は1.4倍の8400円とわかります。
この様に、わからないものは文字で置いて考えてみましょう。