問題3-4（割合）

ある高校では、修学旅行の際の食事のメニューとして昼食と夕食をそれぞれ選択肢の中から選べる。選択肢は、和食、韓国料理、中華料理、フランス料理である。下の表は、ある学年の生徒250人の選択状況を示したもののうち一部を示したものである。例えば、昼食に和食を、夕食にフランス料理を選んだものは14人いる。

昼食か夕食で少なくとも1度は和食か韓国料理を選んだ生徒は全体の何%か求めよ。ただし必要に応じて小数点第二位以下を四捨五入せよ。

 

正解：

D. 78.8%

あなたの回答:

全体の250人から「昼食・夕食ともに中華料理かフランス料理からしか選択していない学生（下表の赤色の部分）」を引けば、「昼食か夕食で少なくとも1度は和食か韓国料理を選んだ生徒」の人数が出てくる。空欄部分についてまず求める。

夕食で韓国料理を選んだ生徒たちの情報から、p=61-(13+9+15)=24人

夕食で中華料理を選んだ生徒たちの情報から、q=59-(14+23+7)=15人

昼食でフランス料理を選んだ生徒たちの情報から、r=67-(15+24+15)=13人

以上のことから、赤色の部分の合計人数は7+15+18+13=53人

従って求める割合は(250-53)÷250=0.788=78.8%

非言語の割合の問題では、与えられた情報を整理する力が求められます。このような問題では整理の仕方を工夫すると良いでしょう。
この問題では、「昼食か夕食で少なくとも1度は和食か韓国料理を選んだ生徒」は全体の250人から「昼食・夕食ともに中華料理かフランス料理からしか選択していない学生」を引いて求めることができます。
このように、情報を整理する際には計算がしやすいように整理の仕方を工夫すると良いでしょう。