問題1-6（特殊計算）

商品詰め合わせを作ることにした。900円、1100円、1300円、1500円の商品があり、合計で10000円となるように詰め合わせたい。ただし、全ての商品は必ず1つ以上詰める。

1500円の商品を2つ詰める時、一番多くて何個の商品を詰められるか。

正解：

E. 8個

あなたの回答:

必ず買わないといけない商品の値段を求める。

1500 × 2 + (900 + 1100 + 1300) × 1 = 3000 + 900 + 1100 + 1300 = 6300円

残りの10000 – 6300 = 3700円をちょうど使い切るには、1100円を2個と1500円を1個詰めれば良い。

よって商品の合計個数は

2 + 1 + 1 + 1 + 3 = 8

非言語の特殊計算の問題では、与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては、条件を利用して問題をより部分的かつ簡単になるよう分解していくことです。
例えば、「全ての商品は必ず1つ以上詰める」、「1500円の商品を2つ詰める」という条件があります。これによって、900＋1100＋1300＋1500×2＝6300円分の内訳は確定していることになります。すなわち、残りの3700円で個数が最大となるように商品を買う問題と考えることができます。より安い商品を優先して買った方が合計個数は増えるので、900円の商品が最大何個買えるかで考えていきましょう。実際は900円の商品を買うと合計10000円ぴったりにすることが出来ないので、次に安い1100円のお菓子が最大何個買えるかで考えていきましょう。
このように確定している情報を用いて問題を分解することで、より簡単な問題へと変換することができます。