問題1-5(空欄補充)

問題

文中の      に入る語として最も適切なものを、AからEまでの中から1つ選びなさい.

  • 彼の仕事はすでに予定よりも遅れている。

  His job is already      schedule.

選択肢


  • A. after

  • B. back

  • C. under

  • D. front

  • E. behind

編集者からワンポイントアドバイス

問題2-1(対戦)

問題

X、Y、Z、Wの4人がテニスのリーグ戦をおこなった。勝敗について以下のことがわかっている。

Ⅰ YはXだけに負けた。

Ⅱ WはXに勝った

必ず正しいといえる推論はどれか。AからHで1つ選びなさい。ただし、引き分けはないものとする。

ア Xが1勝2敗なら、Wも1勝2敗

イ Zが全敗なら、Xは2勝1敗

ウ Wが1勝2敗なら、Xは2勝1敗

選択肢


  • A. アだけ

  • B. イだけ

  • C. ウだけ

  • D. アとイ

  • E. アとウ

  • F. イとウ

  • G. アとイとウ

  • H. 正しい推論はない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。リーグ戦のような多くの試合がある問題を頭の中だけで考えることは難しいので、手間を惜しまずに表を用いてまとめることが重要です。
例えばこの問題では、縦と横にX、Y、Z、Wをそれぞれとった総当たり戦の表を書いてみましょう。勝った方に〇、負けた方に×をつけていくと、Ⅰ,Ⅱの情報だけでもXvsZ、ZvsW以外の全ての結果が埋まることがわかります。選択肢アからウはこの2つの対戦結果について情報を与えるものなので、その情報も表に記入して各選択肢が正しいか判断しましょう。
このように表を書くことで情報が整理され、正確に問題を解くことが出来るでしょう。

問題2-2(対戦)

問題

X、Y、Z、V、Wの5チームがサッカーのリーグ戦をおこなった。結果について以下のことがわかった。

Ⅰ XはYだけに負けた。

Ⅱ Zは3勝1敗

Ⅲ WはYに勝った

すべての勝敗が確定をするためには、Ⅰ〜Ⅲとは別に、次のア、イ、ウのうち最低限どれが加わればよいか。AからHで1つ選びなさい。なお、引き分けはないものとする。

ア Yは2勝2敗

イ WはVに勝った

ウ Vは2勝2敗

選択肢


  • A. アだけ

  • B. イだけ

  • C. ウだけ

  • D. アとイ

  • E. アとウ

  • F. イとウ

  • G. アとイとウ

  • H. 正しい推論はない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。リーグ戦のような多くの試合がある問題を頭の中だけで考えることは難しいので、表を用いてまとめることが重要です。
例えばこの問題では、縦と横にX、Y、Z、V、Wをそれぞれとった総当たり戦の表を書いてみましょう。勝った方に〇、負けた方に×をつけていくと、Ⅰ,Ⅱ、Ⅲの情報でYvsV、VvsW以外の全ての結果が埋まることがわかります。すべての勝敗が確定するということは表が全て埋まるということであるので、YvsV、VvsWの結果が確定するような最低限の選択肢の組み合わせが解答となります。
このように表を書くことで情報が整理され、正確に問題を解くことが出来るでしょう。

問題2-3(対戦)

問題

テニスの全国大会の決勝にP、Q、R、S、Tの5人が出場した。今までの対戦経験について次のことがわかっている。

Ⅰ Pさんは3人と対戦経験がある。

Ⅱ QさんはRさんとだけ対戦経験がある。

最も少ない情報で5人全員の対戦経験を確定するには、Ⅰ、Ⅱのほか、次のア、イ、ウのうち最低限どれが加わればよいか。AからHで1つ選びなさい。

ア 3人とだけ対戦経験がある人物はPさんのほかに1人だけいる

イ SさんとTさんは対戦経験がある

ウ RさんとTさんは対戦経験がある

選択肢


  • A. アだけ

  • B. イだけ

  • C. ウだけ

  • D. アとイ

  • E. アとウ

  • F. イとウ

  • G. アとイとウ

  • H. 正しい推論はない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。この問題のよう多くの組み合わせがある問題を頭の中だけで考えることは難しいので、表を用いてまとめることが重要です。
例えばこの問題では、縦と横にP、Q、R、S、Tをそれぞれとった1vs1の組み合わせの表を書いてみましょう。Ⅰ,Ⅱ、Ⅲの情報でRvsS、RvsT、SvsT以外の結果を埋めることができます。すべての対戦経験が確定するということは表が全て埋まるということです。情報が少ない順にAから選択肢を代入していき、はじめてのRvsS、RvsT、SvsTの対戦経験が確定する選択肢が解答となります。
このように表を書くことで情報が整理され、正確に問題を解くことが出来るでしょう。

問題3-1(割合)

問題

あるラーメン屋の売上について調べたところ、前の月に対して20%ずつ増えている。この時、次の推論について述べたものとして、正しいものを選択肢の中で1つ選べ。

・このラーメン屋の売上は、この2ヶ月間で40%増加した

選択肢


  • A. 正しい

  • B. どちらともいえない

  • C. 誤り

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。
例えばこの問題では、2カ月前と今月の売上を比較したいので、そのどちらかを基準とします。ある月の売上=その前の月の売上×1.2という計算式がなりたっているので、今回は2カ月前を基準とした方が計算しやすいでしょう。2カ月前を100とおく、1とおく、あるいはxとおくなどやり方は自由です。あとはその基準をもとに上記の計算式を用いて今月の売上を求め、何%増加したか計算しましょう。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題3-2(割合)

問題

P、Q、Rの砂糖に含まれる不純物の質量の割合は以下の表のとおりである。ここで、砂糖の質量は、PとRは同じで、QはPの2倍だということがわかっている。この時、次の推論について、正しいものをAからCの中で1つ選べ。

・含まれている不純物の量が一番多いのはQである。

P 8%
Q 16%
R 24%

 

選択肢


  • A. 正しい

  • B. どちらともいえない

  • C. 誤り

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。基準となる数値は、1や100、xなどにすることによって後々の計算がやりやすくなるでしょう。
例えばこの問題では、P,Q,Rの質量または不純物の量という6つの数値のうち、Pの質量を基準とします。不純物の量は質量に百分率をかけて計算するため、Pの質量を100とおくと計算しやすいでしょう。あとはその基準をもとにP、Q、Rの不純物の量を計算し、比較します。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題3-3(割合)

問題

P、Q、Rという3つの町の高齢者の割合(その町の人口のうち高齢者人口が占める割合)をまとめたものが以下の表である。PとRの人口は等しく、いずれもQの半分の人口である。この時、次の推論について、正しいものをAからCの中で1つ選びなさい。

・高齢者の人口はQが一番多い

P 24%
Q 14%
R 30%

 

選択肢


  • A. 正しい

  • B. どちらともいえない

  • C. 誤り

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。基準となる数値は、1や100、xなどにすることによって後々の計算がやりやすくなるでしょう。
例えばこの問題では、P,Q,Rの人口または高齢者の人口という6つの数値のうち、Pの人口を基準とします。高齢者の人口は人口に百分率をかけて計算するため、Pの人口を100とおくと計算しやすいでしょう。あとはその基準をもとにP、Q、Rの高齢者の人口を計算し、比較します。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題3-4(割合)

問題

以下の表に、P、Q、Rの3つの学校のそれぞれの自転車登校者数の割合を示している。生徒数に関してPとQは同じであり、RはPの2倍である。次の推論の正誤について、正しいものをAからHの中で1つ選びなさい。

ア PとRを合わせた全体の自転車登校者数の割合は、Qと同じになる

イ Pが、同じ生徒数で自転車登校者数の割合が20%の学校Sと合併した時の、全体の自転車登校者数の割合は、Qと同じになる

P 10%
Q 15%
R 25%

 

選択肢


  • A. アもイも正しい

  • B. アは正しいがイはどちらとも言えない

  • C. アは正しいがイは誤り

  • D. アはどちらとも言えないがイは正しい

  • E. アもイもどちらとも言えない

  • F. アはどちらとも言えないがイは誤り

  • G. アは誤りだがイは正しい

  • H. アは誤りだがイはどちらとも言えない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です
例えばこの問題では、Pの生徒数を基準とし100とおくと計算しやすいでしょう。今回は2つの学校を合わせた時の自転車登校者の割合を求める必要があります。これは(2つの学校の自転車登校者の合計)÷(2つの学校の生徒数の合計)で求められます。手間を惜しまず各学校の自転車登校者数と生徒数を求めて丁寧に計算することが重要です。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題3-6(割合)

問題

X、Y、Zという3つの町の歳入のうち地方税が占める割合を次の表に示している。X町とZ町の歳入は等しく、Y町の歳入はX町の歳入の3分の2である。X町とY町が合併してW町ができる場合、次の推論にあてはまる正しいものを選択肢から選びなさい。

・W町の歳入のうち地方税が占める割合は24%より大きくなる。

X 25%
Y 20%
Z 30%

 

選択肢


  • A. 正しい

  • B. どちらとも言えない

  • C. 誤り

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。基準となる数値を工夫して決めることによって後々の計算がやりやすくなるでしょう。
例えばこの問題では、X町の歳入を基準とします。Y町の地方税額を整数で表すために、X町の歳入を300とおくと良いです。次にその基準をもとにX町、Y町の地方税額を計算します。W町の歳入のうち地方税が占める割合は(X町とY町の地方税の合計額)÷(X町とY町の人口の合計)で計算できます。このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題3-8(割合)

問題

コーヒーとミルクを1:1で混ぜたカフェオレPと、2:3で混ぜたカフェオレQを同量混ぜてカフェオレRを作った。カフェオレRに含まれるコーヒーの割合を求めよ。

選択肢


  • A. 32.5%

  • B. 33.3%

  • C. 40%

  • D. 45%

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の割合の問題では与えられた情報を整理する力が求められます。このような問題では、答えを求める上で必要な情報を見極めることが大切です。
この問題では、カフェオレに含まれるコーヒーの量を把握することが重要となります。その為には、カフェオレP由来のコーヒーの部分と、カフェオレQ由来のコーヒーの部分をそれぞれ把握すると良いでしょう。カフェオレP由来のコーヒーの部分に関しては、カフェオレPにおけるコーヒーの割合とカフェオレRに占めるカフェオレPの割合を掛け合わせることで求めることができます。カフェオレQに関しても同様です。つまりこの問題ではミルクに関する情報を一切使用せずに答えを求めることができます。
このように、情報を整理する際にはその情報が解を導出する上で必要かどうか判断することが重要となります。