問題3-5(割合)

問題

X、Y、Zという3つの町の未成年の割合(全人口に占める未成年者の人口の割合)が次の表に示されている。X町とZ町の総人口は等しく、Y町の総人口はX町の総人口の3分の2である。次の推論について正しいかどうかを選択肢から選びなさい。

・X町の未成年者の人口は、Y町の未成年者の人口の1.4倍より多い。

X 20%
Y 22%
Z 14%

 

選択肢


  • A. 正しい

  • B. どちらとも言えない

  • C. 誤り

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値同士の比較の問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。基準となる数値を工夫して決めることによって後々の計算がやりやすくなるでしょう。
例えばこの問題では、X町の総人口を基準とします。Y町の総人口や未成年者の人口を整数で表すために、X町の総人口を300とおくと良いです。あとはその基準をもとにX町、Y町、の未成年の人口を計算し、比較します。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題1-1(特殊計算)

問題

300円と200円の2種類のカップラーメンがある。合計で2500円以内となるように10個買いたい。

300円のカップラーメンは一番多くて何個買えるか。

選択肢


  • A. 1個

  • B. 3個

  • C. 5個

  • D. 7個

  • E. 8個

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては求めたい数をxとおいて、条件を数式で表すことです。
例えば、この問題では300円のカップラーメンの個数をx個とおくと、個数の合計が10個であることから、200円のカップラーメンの個数は(10―x)個となります。合計で2500円以内という条件は、300x+200(10―x)≦2500と表せます。すなわち、この問題はこの不等式を満たす最大の整数xを見つける問題だと考えられます。
このようにわからない数を文字でおくことで、単純な数値計算の問題として解くことができます。

問題1-2(特殊計算)

問題

ある親子は今、母親が32歳、子供が4歳である。母親の年齢が子供の年齢の2倍になるのは何年後か。

選択肢


  • A. 5年後

  • B. 12年後

  • C. 18年後

  • D. 24年後

  • E. 28年後

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては求めたい数をxとおいて、条件を数式で表すことです。
例えば、この問題では母親の年齢が子供の年齢の2倍になるのがx年後とすると、そのときの母親の年齢は(32+x)歳、子供の年齢は(4+x)歳となります。すなわち、x年後に母親の年齢が子供の年齢の2倍になるという条件は、32+x=2(4+x)と表せます。これを解けば求める数が得られるでしょう。
このようにわからない数を文字でおくことで、単純な数値計算の問題として解くことができます。

問題1-7(特殊計算)

問題

ある家庭の父親は現在38歳で、2歳と3歳の子供がいる。子供2人の年齢の掛け算が父親の年齢となるのは今から何年後か。

選択肢


  • A. 2年後

  • B. 4年後

  • C. 8年後

  • D. 12年後

  • E. 15年後

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題でポイントとなるのは、手探りで解くか、未知数をxとおいて方程式で解くのかの判断です。方程式で解くのは安定した方法なので、手探りで解くときはそっちの方が楽だという根拠を持っている場合のみにしましょう。
例えばこの問題では、積というのが1つ重要なポイントとなります。なぜなら掛け算はあっという間に数が大きくなるため、探らなければならない範囲が少なくて済むからです。例えば、適当に5年後のことを考えてみると、7歳×8歳=56歳>43歳より、求める年は5年後より小さいことがわかります。すなわち1~4年後の4通り調べれば答えを求めることができます。
このように、手探りで解く方が楽だという根拠を持っている場合は手探りで解いていきましょう。

問題1-4(文章整序)

問題

つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア 日本においては軍事や国防と密接に結びつけられてきた

イ この条約の改正は大きな反対運動、いわゆる安保闘争を招いた

ウ 契機は「日米安全保障条約」の締結だと考えられる

エ その結果、“Security”は「安全保障」よりも「安保」として定着した

オ 「安全保障」という言葉は英語の“Security”の訳語であるが

選択肢


  • A. アとウ 

  • B. アとエ

  • C. イとア

  • D. エとオ

  • E. オとア

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。
この問題の場合、選択肢の文章が違和感なく繋がるのはどの文章かを意識して考えるといいでしょう。ア~オの選択肢を見ると、イの「この条約」はウの「日米安全保障条約」を指しているので、ウ➝イに違和感なく繋がることが分かります。また、同じように文脈からオに続くのはアといったように順番に成立する文章を考えるといいでしょう。

問題1-5(文章整序)

問題

AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

在宅医療は[1][2][3][4][5]広まっている。

A 自宅などの生活の場で

B 第3の医療提供形態として

C 入院医療、外来医療に次ぐ

D 通院が困難な患者が

E 療養を行えるようにする医療であり

選択肢


  • A. A

  • B. B

  • C. C

  • D. D

  • E. E

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。
この問題の場合、5に当てはまる文章を考えるといいでしょう。A~Eの選択肢を見ると文末の「広がっている。」に続くのはBであることが推測できます。5に当てはまるのがBと分かれば、その前に続く文章はCといったように違和感なく繋がることが分かります。
このように、文脈から順番に成立する文章を考えて問題を解いてみましょう。

問題1-6(文章整序)

問題

AからEの文を[1]から[5]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[3]に当てはまるものを選びなさい。

選択肢


  • A. A

  • B. B

  • C. C

  • D. D

  • E. E

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では、与えられた文章を適切な順番に並び替え正しい文章として構成する力が求められます。問題文の空欄部分の文頭や文末に当てはまる文を探し、文章を選択することが正答するポイントになります。
この問題の場合、選択肢の文章が違和感なく繋がるのはどの文章かを意識して考えるといいでしょう。A~Eの選択肢を見ると、文章はBの「・・・解離します。」は文頭の「・・・高温にすると、」の後ろに続くであろうと分かります。ここで、解離するとは「XとYに解離する」というように目的語が複数であることが一般的です。したがって、E→Bとつなげると自然であることがわかります。
残りの選択肢も文章を順番に当てはめて完成させることを意識して問題を解いてみましょう。

問題1-7(文章整序)

問題

AからEの文を[1]から[4]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[2]に当てはまるものを選びなさい。

科学雑誌や映画やアニメのなかでは、[1][2][3][4]現生の生物から得られる知見に基づいて類推するしかありません。

A しかし過去の生物を直接知る手がかりは、化石記録しかありません。

B 古代の生物の様子がまるで見てきたかのような

C ですから、その生物の姿勢や動き、色や模様は、

D カラーイラストで描かれているのをよく目にします。

選択肢


  • A. A

  • B. B

  • C. C

  • D. D

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。選択肢の中の文章に含まれている接続詞に注目して問題を解いてみましょう。
この問題の場合、4に当てはまる文章を考えるといいでしょう。A~Cの選択肢を見ると、Cの「ですから」という接続詞を含む文章は最後にくることが推測できます。またCに繋がる文章はAであることが分かります。
このように文章を順番に当てはめて完成させることを意識して問題を解いてみましょう。

問題1-8(文章整序)

問題

つぎのアからオを意味が通るように並び替えたとき、2番目と3番目にくる文の組み合わせを選びなさい。

ア 職場の仕事の他に、家事育児や介護といった労働を「ケア労働」という

イ 日本では有償労働は男性に

ウ 働く女性はダブルワークを担わなくてはならないという問題がある

エ 無償のケア労働は女性に偏っている

オ そのため、女性の社会進出が叫ばれている一方で

選択肢


  • A. アとエ

  • B. イとエ

  • C. ウとア

  • D. エとイ

  • E. オとウ

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。
この問題の場合、選択肢の文章が違和感なく繋がるのはどの文章かを意識して考えるといいでしょう。ア~オの選択肢を見ると、アは「ケア労働」について説明する文章であり、ア➝イ➝エの順に並べると違和感なく繋がることが分かります。また、同じように文脈からオに続くのはウといったように順番に成立する文章を考えるといいでしょう。

question_japanese_blanks_4

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

感涙に    。

選択肢


  • A. ふける

  • B. 寄せる

  • C. つきる

  • D. むせぶ

  • E. 徹する

編集者からワンポイントアドバイス