問題1-5(特殊計算)

問題

100円の商品と125円の商品を合計で1000個仕入れた。

商品一個あたりの平均原価が120円だった時、100円の商品はいくつ仕入れたか。

選択肢


  • A. 200個

  • B. 300個

  • C. 400個

  • D. 600個

  • E. 800個

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては求めたい数をxとおいて、条件を数式で表すことです。
例えば、この問題では100円の商品をx個仕入れたとすると、125円の商品は(1000―x)個となります。商品一個あたりの平均原価が120円という条件は、100x+125(1000―x)=120×1000と表せます。これを解けば求める数が得られるでしょう。また、比を利用すれば簡単に解くことができます。単価が100円と125円なのに対し、平均が120円であることから100円の商品と125円の商品の個数の被は1:4であることがわかるので、1000個をそのように配分すれば回答が求まります。
このようにわからない数を文字でおくことで、単純な数値計算の問題として解くことができます。

問題1-6(特殊計算)

問題

商品詰め合わせを作ることにした。900円、1100円、1300円、1500円の商品があり、合計で10000円となるように詰め合わせたい。ただし、全ての商品は必ず1つ以上詰める。

1500円の商品を2つ詰める時、一番多くて何個の商品を詰められるか。

選択肢


  • A. 4個

  • B. 5個

  • C. 6個

  • D. 7個

  • E. 8個

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では、与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては、条件を利用して問題をより部分的かつ簡単になるよう分解していくことです。
例えば、「全ての商品は必ず1つ以上詰める」、「1500円の商品を2つ詰める」という条件があります。これによって、900+1100+1300+1500×2=6300円分の内訳は確定していることになります。すなわち、残りの3700円で個数が最大となるように商品を買う問題と考えることができます。より安い商品を優先して買った方が合計個数は増えるので、900円の商品が最大何個買えるかで考えていきましょう。実際は900円の商品を買うと合計10000円ぴったりにすることが出来ないので、次に安い1100円のお菓子が最大何個買えるかで考えていきましょう。
このように確定している情報を用いて問題を分解することで、より簡単な問題へと変換することができます。

問題1-8(特殊計算)

問題

円形の花壇に円状に花を植える。円の長さが一周5mで、25cmごとに花を植える場合何本の花が必要か。

選択肢


  • A. 18本

  • B. 19本

  • C. 20本

  • D. 21本

  • E. 22本

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては、問題の状況を想像して簡単に考える方法を見つけることです。
例えば、この問題では「花の数と、花同士の間隔の数が等しい」ということに気付けるかが重要なポイントです。円周の長さを花同士の間隔で割れば、求める花の数に近い値が出ることは想像がつくと思います。しかし、その値が厳密に花の数なのかわからない場合もあるでしょう。そういったときは、より簡単なケースで考えてみましょう。例えば、問題の花の間隔を2.5mにしてみると、花同士の間隔の数は2つ、花の数は2本であるので、両者が等しくなることがわかります。
このように問題の状況を正しく想像できれば、簡単に解くためのポイントを見つけることができるでしょう。

問題1-9(特殊計算)

問題

まっすぐの花壇に花を並べて植える。花壇の長さが10mで、花同士は25cmの間隔を開けて植える場合、何本の花を並べることができるか。

選択肢


  • A. 38本

  • B. 39本

  • C. 40本

  • D. 41本

  • E. 42本

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の特殊計算の問題では与えられた情報を読み取り素早く計算する力が求められます。
この問題で正答するポイントとしては、問題の状況を想像して簡単に考える方法を見つけることです。
例えば、この問題では「花の数と、花同士の間隔の数がより1だけ大きくなる」ということに気付けるかが重要なポイントです。円周に並べる場合はこれが等しくなるので注意しましょう。花の数と花同士の間隔の数の関係がわからない時は、より簡単なケースで考えてみましょう。例えば、問題の花の間隔を5mにしてみると、花同士の間隔の数は2つ、花の数は3本であるので、両者が1違いの関係であることがわかります。
このように問題の状況を正しく想像できれば、簡単に解くためのポイントを見つけることができるでしょう。

問題7-8(表の読み取り)

問題

ある日の映画館X、Y、Zごとの利用者数を集計した。

表1は年齢別に人数を集計したもの、表2は映画館X、Y、Zにおけるそれぞれの利用者の割合を示したものである。

表1の?に入る数字はいくらか。

 

表1

表2

 

 

選択肢


  • A. 145

  • B. 195

  • C. 205

  • D. 265

  • E. 300

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、情報を工夫して整理することが重要です。
例えばこの問題では、利用者割合が30%とキリがいいYをZと比較して考えてみましょう。まず、Yの利用者数は全部で750人であり、これが映画館利用者全体の30%とわかります。この関係より、26%で650人と分かるので、Zの利用者数は650人となります。従って、?に入る数字は145とわかります。
この様に複雑な計算を避け、簡単に解く方法がないかを考えながら解いてみましょう。

問題7-9(表の読み取り)

問題

ある系列店のカフェX、Y、Z年齢層ごとの利用者数を集計した。

表1は年齢別に人数を集計したもの、表2は店舗X、Y、Zにおけるそれぞれの利用者の割合を示したものである。

表1の?に入る数字はいくらか。

表1

表2

 

選択肢


  • A. 140

  • B. 147

  • C. 189

  • D. 205

  • E. 230

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、情報を工夫して整理することが重要です。
例えばこの問題では、表2の割合より、Zの利用者が一番少ないため数字が一番小さくなることが確定しています。そのため、より計算を楽にするために、ZとYを比較して考えてみましょう。まず、Zの利用者合計は650人であり、これが全体の26%を占めます。この関係とYの利用者割合が30%であることから、利用者数は750人とわかります。従って、?は147人となります。
この様に、なるべく計算ミスしにくい方法がないか考えながら解いてみましょう。

問題7-11(表の読み取り)

問題

ある高校の2年生の1年間の遅刻理由について調べたところ、以下のような表になった。ただし、同じ人が2回以上遅刻したことはなかったものとする。

この学年で寝坊によって遅刻した人は、体調不良によって遅刻した人よりも5人多かったとすると、表のQに当てはまる数字はいくつか。

選択肢


  • A. 2

  • B. 3

  • C. 4

  • D. 5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題で扱う情報を丁寧に扱うことが重要です。
例えばこの問題では、体調不良で遅刻した人の数と寝坊で遅刻した人の数を予め計算しておくことでケアレスミスを防ぐことができます。体調不良で遅刻した人は8人、寝坊で遅刻した人は9+P人とわかります。ここで寝坊で遅刻した人は体調不良で遅刻した人より5人多いので、8+5=9+Pとなり、P=4とわかります。従って、2組の遅刻者数は13人であることからQ=3となります。
この様に、問題を解くために必要な情報が何であるかを意識しながら解いてみましょう。

問題7-12(表の読み取り)

問題

ある高校の2年生の1年間の遅刻理由について調べたところ、以下のような表になった。ただし、同じ人が2回以上遅刻したことはなかったものとする。

この学年で寝坊によって遅刻した人は、体調不良によって遅刻した人の1.5倍であったとすると、表のQに当てはまる数字はいくつか。

選択肢


  • A. 2

  • B. 3

  • C. 4

  • D. 5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題で扱う情報を丁寧に扱うことが重要です。
例えばこの問題では、初めに2組の寝坊者数であるPを求めましょう。体調不良と寝坊による遅刻者の学年合計はそれぞれ8人と9+P人となります。ここで、寝坊者数は体調不良者数の1.5倍なので、9+P=12となり、P=3とわかります。また、2組の遅刻者数の合計は13人であるので、9+Q=13となり、答えは4とわかります。
この様に、問題を解くために必要な情報が何であるかを意識しながら解いてみましょう。

問題7-13(表の読み取り)

問題

ある高校の2年生の1年間の遅刻理由について調べたところ、以下のような表になった。ただし、同じ人が2回以上遅刻したことはなかったものとする。

この学年で寝坊によって遅刻した人は、学年全体の遅刻者の40%であったとき、Qに当てはまる数字はいくつか。

選択肢


  • A. 2

  • B. 3

  • C. 4

  • D. 5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題で扱う情報を丁寧に扱うことが重要です。
例えばこの問題では、学年全体の遅刻者と寝坊者の数を予め計算して考えてみましょう。まず、学年全体の遅刻者は35人で、寝坊者は9+P人とわかります。次に、寝坊者は遅刻者全体の40%を占めることから、\(35\times0.4=9+P\)という式が立てられ、P=5とわかります。従って、4+5+2+Q=13となり、答えは2とわかります。
この様に、問題を解くために必要な情報が何であるかを意識しながら解いてみましょう。

問題7-14(表の読み取り)

問題

日本の漁獲量について、遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業、養殖業に分けて集計した。以下の表は1975年と2015年にそれぞれについて調べたものであり、単位は全て(トン)である。

遠洋漁業と沖合漁業の漁獲量の合計に関して、2015年は1975年の37.5%になっていたとすると、表の?に当てはまる数字はいくつか。

選択肢


  • A. 50

  • B. 150

  • C. 250

  • D. 400

  • E. 420

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、情報の整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、いずれの漁獲量も数字の後ろに万とありますが、これを省略して考えることで計算を楽にすることができます。まず、1975年の遠洋漁業と沖合漁業の合計は800万トンであり、この37.5%が2015年のそれらの合計であるので、\(800\times0.375=50+?\)という式が立ちます。従って、?=250とわかります。
この様に、計算を楽にする工夫ができないか考えながら解いてみましょう。