問題7-15(表の読み取り)

問題

日本の漁獲量について、遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業、養殖業に分けて集計した。以下の表は1975年と2015年にそれぞれについて調べたものであり、単位は全て(トン)である。

遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業、養殖業の合計漁獲量に関して、2015年は1975年の何倍になっているか。必要であれば小数点第3位以下を四捨五入して答えよ。

選択肢


  • A. 0.25

  • B. 0.49

  • C. 1.43

  • D. 2.04

  • E. 3.55

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、与えられた情報を丁寧に扱うことが重要です。
例えばこの問題では、両年の漁獲量の違いから答えの範囲をある程度予測することができます。1975年の合計漁獲量は1100万トンなのに対して、2015年のそれは540万トンです。ここで、2015年の漁獲量は1975年に比べて減っているので、倍率は1未満になるはずだということが予測できます。実際に計算してみると、\(540\div1100=0.4909…\)で、四捨五入して0.49倍となり、1倍より小さくなったのでこれが答えだとわかります。
この様に、与えられた情報から答えのヒントになるものを探しながら解いてみましょう。

問題7-16(表の読み取り)

問題

日本の漁獲量と売り上げについて、以下の表は遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業、養殖業に分けて集計したものであり、漁獲量の単位は(トン)、売り上げの単位は(円)である。

遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業、養殖業それぞれに対して、1kgあたりの売り上げが2番目に高いものはどれか。

選択肢


  • A. 遠洋漁業

  • B. 沖合漁業

  • C. 沿岸漁業

  • D. 養殖漁業

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、情報を工夫して整理することが重要です。
例えばこの問題では、単位を工夫することで計算をシンプルなものにしながら考えてみましょう。まず、漁獲量の単位はトンですが、求めるものはキロなので、通常であれば単位をキロに直す必要があります。しかし、ここで問われているのは各漁法での大小であり、比率が分かれば十分なので、トンのままで計算することができます。また、漁獲量には万が、売上には億が全てに付いているため、これも同様に無視することができます。従って、表中の算用数字をそのまま用いて、答えは沿岸漁業とわかります。
この様に、複雑な計算をシンプルにするように意識しながら解いてみましょう。

問題5-12(平均)

問題

P、Q、R、S、Tが1問1点で5問のクイズを受けた。これについて次のことが分かっている。

Ⅰ P含めてちょうど3人が同じ点数で、他の2人は点数が同じだった。
Ⅱ PとSの平均点は3.5点であった。
Ⅲ PとQとRとSの4人の平均点は3.5点であった。

4人の点数すべてが確定するには、Ⅰ~Ⅲのほか、次のア、イ、ウのうちどれが加わればよいか。正しい組み合わせを選べ。ただし、点数確定に必要のない情報は含めてはいけない。

ア PとQの点数は等しい。

イ Tの点数は4点だった。

ウ PとTの点数は等しい。

選択肢


  • A. アだけ

  • B. イだけ

  • C. ウだけ

  • D. アとイ

  • E. アとウ

  • F. イとウ

  • G. アとイとウ

  • H. 正しい推論はない。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。この問題のポイントとしては、I~Ⅲ以外の条件からも情報を得ることです。ここでは点数が整数という条件がそれにあたります。
例えばこの問題では、条件Ⅱ、Ⅲより、P+S=Q+R=7であることがわかります。ここで点数が必ず整数であることから、2人の点数の合計が奇数であるとき、2人の点数が等しくなることはありません。ゆえに、PとS、QとRはそれぞれ点数が異なります。これと条件Ⅰを組み合わせると、PとT、そしてQとRのどちらかの点数が同じであることがわかります。ゆえに、このQとRのどちらなのかを特定できる情報が追加で必要です。また、5人の相対的な点数の関係しかわかっていないので、基準となるような絶対的な点数の情報が必要です。これを踏まえると答えがアとイだとわかります。
このように条件として明文化されていないものも条件になり得るので注意しましょう。特に、整数条件は重要になりやすいので、見逃さないようにしましょう。

問題5-10(平均)

問題

P、Q、R、S、Tが身体測定を受けた。この点数について次のことが分かっている。

Ⅰ P含めてちょうど3人が同じ点数で、他の2人は点数が違った。
Ⅱ PとQの平均とRとSの平均は等しかった。

このとき、必ず正しいといえる推論の組み合わせはどれか。

ア Pの得点はSよりも高い。
イ PとTの得点は等しい。
ウ PとRの得点は異なる。

選択肢


  • A. アだけ

  • B. イだけ

  • C. ウだけ

  • D. アとイ

  • E. アとウ

  • F. イとウ

  • G. アとイとウ

  • H. 正しい推論はない。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように推論が正しいかを判断する問題では、わかっている情報を整理して、考えるためのベースを構築しましょう。
例えばこの問題では、条件Ⅰと条件Ⅱから誰が同じ点数で誰が異なる点数なのかを推理する必要があります。点数の大小関係はわからないので注意しましょう。条件Ⅱより、P+Q=R+Sがわかります。このうち誰の点数が同じか、あるいは異なるかを判別するのがこの問題のキーです。条件Ⅰより、Pの他に点数が同じ人は2人、点数が全員と異なる人が2人いることがわかります。条件Ⅱにおいて、P以外の1人をPと同じ点数と仮定して、成り立つかを確かめていきましょう。すると、P=Q=T以外成り立たないことがわかるので、これをベースとして推論が正しいかを判断しましょう。
このようにわかっている情報を一度整理して、推論を評価するためのベースづくりをすることが重要です。

question_japanese_blanks_11

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

歌手の   にも置けない

選択肢


  • A. 余所

  • B. 底辺

  • C. 道中

  • D. 風上

  • E. 一角

編集者からワンポイントアドバイス

問題7-17(表の読み取り)

問題

あるバスは始発駅W駅を出発した後、順にX駅、Y駅、Z駅へと向かう。表1はW駅からX駅、Y駅、Z駅までの距離と乗車駅別に見た下車人数を示したものである。また、表2は乗車駅からの距離別の運賃を示している。

表1

表2

このとき、Y駅でバスを降りた人の合計運賃は何円か。

 

選択肢


  • A. 4600

  • B. 7540

  • C. 9800

  • D. 10340

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、情報を工夫して整理することが重要です。
例えばこの問題では、初めに答えを導くのに必要な情報を整理して使えるようにしてみましょう。まず、Y駅で降りた人を数えます。表より、W駅で乗ってY駅で降りた人は13人、X駅で乗ってY駅で降りた人は7人とわかります。次に、運賃は距離別に定められているので各駅とY駅の距離とそれに基づいた運賃を求めます。W駅からY駅は表より55キロ、従って運賃は580円です。X駅からY駅は55-15=40で40キロなので運賃は400円となります。これで降車人数と運賃がわかったので答えを導くことができ、答えは10340円とわかります。
この様に表の読み取りの問題では、情報の整理が答えを導くまでのプロセスの多くを占めます。

問題7-18(表の読み取り)

問題

あるバスは乗った場所からの距離に応じて料金が決まる。以下の表は1kmあたりの運賃を表にしたものである。

10歳の子供が40km乗った場合、運賃はいくらになるか。

選択肢


  • A. 1300

  • B. 2900

  • C. 4500

  • D. 5800

  • E. 7800

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題で扱う情報を丁寧に扱うことが重要です。
例えばこの問題では、求める運賃が10歳の子供が乗った場合の料金であるため、子供料金で答えなくてはなりません。まず、最初の10キロは160円/キロなので、計1600円。次の20キロは150円/キロなので計3000円。最後の10キロは120円/キロなので計1200円です。従って、40キロの合計は5800円となりますが、子供料金はここから半額になるため、答えは2900円とわかります。
この様に、当たり前のことですが、問題の条件に合った形で答えることが重要です。

問題7-19(表の読み取り)

問題

ある宅配便は、料金が荷物の大きさによって決まっている。各大きさによる運送料金は以下の表の通りである。

大きさ40cmのものと、1m20cmのものをそれぞれ一つずつ配送を頼んだ場合、料金はいくらになるか。

選択肢


  • A. 780

  • B. 1620

  • C. 2000

  • D. 2400

  • E. 3060

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題で扱う情報を丁寧に扱うことが重要です。
まず、40センチのものは表より620円であり、それが1つなので計620円です。次に1メートル20センチのものは1メートル以上のものの代金が適用され、それが1つなので計1000円です。従って、答えは1620円とわかります。
簡単な問題ですが、表の読み間違いや計算ミスなど凡ミスをしないように気をつけ確実に得点しましょう。

問題7-20(表の読み取り)

問題

お土産屋Xの配送サービスは、荷物の大きさによって料金が決まる。また、距離が長いほど料金は割引がある。それぞれの対応は以下の表の通りである。

90km先にある自宅に、大きさ80cmのお土産を配送してもらった場合、その料金はいくらか。

選択肢


  • A. 472

  • B. 684

  • C. 708

  • D. 1008

  • E. 1280

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題で扱う情報を丁寧に扱うことが重要です。
まず、大きさ80センチの場合、料金は720円です。ですがこの問題では、90キロ先まで配送するため、これに5%の割引が適用されます。従って、答えは684円とわかります。
簡単な問題ですが、表の読み間違いや計算ミスなど凡ミスをしないように気をつけ確実に得点しましょう。

question_japanese_blanks_12

問題

文中の空欄に入る最も適切なものの組み合わせを選びなさい。

幹細胞は必要な時に必要な分だけ  1  したり、異なる性質の細胞に分化したりすることができる細胞です。また、幹細胞の近くにあるニッチ細胞がその能力を  2  しています。たとえば、怪我をして皮膚が傷ついたら、皮膚下でニッチ細胞が幹細胞に信号を送り、新しく皮膚の細胞を作り出すのです。

選択肢


  • A. 1.培養 2.制御

  • B. 1.成長 2.調節

  • C. 1.増殖 2.阻害

  • D. 1.培養 2.促進

  • E. 1.成長 2.阻害

  • F. 1.増殖 2.調節

編集者からワンポイントアドバイス