問題4-20(整数)

問題

おまんじゅうが40個おいてあった。これをP、Q、R、Sの4人がそれぞれいくつか食べた。

Ⅰ PとQは同じ数食べた。

Ⅱ PはRよりも5つ多く食べた。

おまんじゅうの残りが4つで、SがPよりも1つ多く食べた場合、Sはいくつ食べたか。

選択肢


  • A. 9

  • B. 10

  • C. 11

  • D. 12

  • E. 13

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値の差と合計から各数値を求める問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。
例えばこの問題では、Pの食べた個数を基準として、x個とおきましょう。すると条件から、残りの3人が食べた個数は「Q:x個、R:x―5個、S:x+1個」とわかります。次にxの数値を求める方法を考えましょう。4人の食べたお饅頭合計はxであらわせます。これが36個と一致するので、一次方程式を解くようにxの値を求めましょう。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題4-21(整数)

問題

肉まんを40個買っておいておいたら、P、Q、R、Sの4人がそれぞれ勝手にいくつか食べていた。

Ⅰ PとQは同じ数食べた。

Ⅱ PはRよりも5つ多く食べた。

Sが5つ食べ、他に12個食べた人がいるとき、Pはいくつ食べたか。

選択肢


  • A. 10

  • B. 11

  • C. 12

  • D. 13

  • E. 14

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような整数問題では、数値の範囲や候補を条件から絞っていくことが定石です。
例えばこの問題は、Pの食べた個数をx個とおいて解くこともできますが、誰が12個食べたかで場合分けした方が早く解けます。なぜなら、S以外の3人のうち、PとQは同じ数食べているので、実際は「PとQが12個ずつ食べた場合」と「Rが12個食べた場合」の2通りのみ考えれば良いからです。この2つの場合について条件Ⅱを満たすかどうかを考えましょう。
このように労力を減らすために、出来るだけ数値の範囲や候補を狭くできる方法を考えることが重要です。

問題4-22(整数)

問題

15Lのドラム缶に9Lの石油が入っている。石油の供給会社P、Qと買取手のR、Sが以下のように作業を行った。

なお順番はこの通りではない。

・Pは5L石油を加えた

・Qは2L石油を加えた

・Rは2L石油を使った

・Sは4L石油を使った

全員の作業が終わった時点で、ドラム缶には何Lの石油が残っているか。ただし、石油がドラム缶からあふれ出ることはなかった。

選択肢


  • A. 10

  • B. 11

  • C. 12

  • D. 13

  • E. 14

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような整数の問題では、解き始める前に条件を見て解くための方針を考えましょう。その際、解き方の根幹となるような重要な条件を見逃さないようにしましょう。
例えばこの問題では、「石油がドラム缶からあふれ出ることはなかった」という条件が重要となります。この条件より、全体として加えた量と使った量の差を考えれば、最終的な石油の量がわかります。
このように整数問題では、重要な条件に着目できれば問題をシンプルに考えることが出来るので、見落とさないように注意しましょう。

問題4-24(整数)

問題

P、Q、R、Sの4台のトラックに、合計32匹のサルが乗っている。これについて、次のことが分かっている。

Ⅰ トラックに乗っているサルの数はすべて異なる

Ⅱ どのトラックにも2匹以上乗っている

Ⅲ PはQよりも4匹多い

Ⅳ Rのサルの数が一番多い

Sに8匹、RにPの2倍の数のサルが乗っている場合、Pは何匹か。

選択肢


  • A. 4

  • B. 5

  • C. 6

  • D. 7

  • E. 8

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値の差と合計から各数値を求める問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。
例えばこの問題では、Pのサルの数を基準として、x匹とおきましょう。すると条件から、残りの3台のトラックのサルの数は「Q:x-4匹、R:2x匹、S:8匹」とわかります。次にxの数値を求める方法を考えましょう。4台のサルの合計はxであらわせます。これが32匹と一致するので、一次方程式を解くようにxの値を求めましょう。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題4-25(整数)

問題

ある動物園にはトラが合計32匹いる。P、Q、R、Sの4つの檻に分かれて入っている。それぞれの檻に関して以下のことがわかっている。

Ⅰ どの檻にも2匹以上は入っている

Ⅱ PはQよりも4匹多い

Ⅲ Rのトラの数が一番多い

Ⅳ 同じ数のトラが入っている檻はない

RがPより3匹多く、SがPより1匹または2匹多いとき、Pに入っているトラは何匹か。

選択肢


  • A. 7

  • B. 8

  • C. 9

  • D. 10

  • E. 11

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値の差と合計から各数値を求める問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。
例えばこの問題では、Pのトラの数を基準として、x匹とおきましょう。すると条件から、残りの3つの檻のトラの数は「Q:x-4匹、R:x+3匹、S:x+1匹またはx+2匹」とわかります。次にxの数値を求める方法を考えましょう。4つの檻のトラの合計はxであらわすことができ、これが32匹と一致します。全体が偶数となるようにsの数を決定し、一次方程式を解くようにxの値を求めましょう。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

question_japanese_blanks_14

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

油断していると、    失敗しそうだ

選択肢


  • A. さしずめ

  • B. ともすれば

  • C. ひっきょう

  • D. ようとして

  • E. なまじっか

編集者からワンポイントアドバイス

question_japanese_blanks_15

問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

紀元前3世紀初めにゼノンが創始したストア派の哲学では、人間と宇宙はつながっているとし、財産や社会的地位を追い求めるのではなく、    の法則に従って生きることが推奨された。

選択肢


  • A. 一定

  • B. 物理

  • C. 遺伝

  • D. 自然

  • E. 経済

編集者からワンポイントアドバイス

問題6-1(位置関係)

問題

X 、Y、Zの3人が、円形に並んだ4つの席のいずれかに座っている。各自の座り方について、次のことが分かっている。

Ⅰ XとYは隣り合っていた。

Ⅱ 数字の2番の席は空席だった。

Zが座った可能性のある席の番号はいくつか。

 

選択肢


  • A. 1

  • B. 3

  • C. 4

  • D. 1か3

  • E. 1か4

  • F. 3か4

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、わかっている情報を図にしてわかりやすくまとめましょう。
例えばこの問題では、時計回りに1~4の数字を割り当てた4つの〇が円形に並んだ図を考えましょう。次にⅡの情報から2番の席に×をつけましょう。すると3番、4番、1番の順に並んだ席が残るはずです。XとYは隣り合っているとき、真ん中の4番の席にZが座っていないことは、図を見て考えればわかります。
このように、わかっている情報を図にして考えやすい環境づくりをすることが大切です。

問題6-2(位置関係)

問題

X 、Y、Zの3人が、円形に並んだ4つの席のいずれかに座っている。各自の座り方について、次のことが分かっている。

Ⅰ XとYは向かい合っていた。

Ⅱ Yの右隣にZが座っていた。

Ⅲ 1番の席が空席であった。

Xが座った可能性のある席の番号はいくつか。

 

選択肢


  • A. 2

  • B. 3

  • C. 4

  • D. 2か3

  • E. 2か4

  • F. 3か4

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、わかっている情報を図にしてわかりやすくまとめましょう。
例えばこの問題では、時計回りに1~4の数字を割り当てた4つの〇が円形に並んだ図を考えましょう。次にⅢの情報から1番の席に×をつけましょう。すると2番、3番、4番の順に並んだ席が残るはずです。このときⅠの情報から、XとYの組が座っているのは2番と4番であるとわかります。最後にⅡの情報からYの積が2番だとわかるので、Xの席が4番だとわかります。
このようにわかっている情報を図にして考えやすい環境づくりをすることが大切です。

問題4-23(整数)

問題

箱に9個の宝石が入っている。ここで、宝石店の店員がP、Q、R、Sが以下の作業を行った。行った順番は不明である。

・Pは5個宝石を加えた。

・Qは2個宝石を加えた。

・Rは2個宝石を出した。

・Sは4個宝石を出した。

3人目の作業が終わった時点で、箱に12個の宝石が入っていた。Qが2人目に作業を行ったとして、3人目に作業を行ったのはだれか。ただし、箱に入る宝石は15個が限界である。

選択肢


  • A. P

  • B. Q

  • C. R

  • D. S

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような整数の問題では、解き始める前に条件を見て解くための方針を考えましょう。
例えばこの問題では、①1人目から3人目までの組み合わせを求める、②その3人の順番を求める、という順番で解くことができます。①に関してですが、3人目の作業が終わった時点で全体として3個増加していたので、Qが2人目であることを考えれば、残りの2人はP、Sのみだと分かります。次に②に関しては、「箱に入る宝石は15個が限界である」という条件が重要となります。これに着目できれば1人目がPではないことがわかるでしょう。
このように整数問題では、解き方が時間や難易度を左右するので、丁寧に模索しましょう。