問題4-26(整数)

問題

餅が31個ある。これをP、Q、R、Sの4人がそれぞれいくつか食べた。

Ⅰ PとQは同じ数食べた。

Ⅱ PはRよりも2つ多く食べた。

SがPよりも1つ多く食べた場合、Pはいくつ食べたか。

選択肢


  • A. 6

  • B. 7

  • C. 8

  • D. 9

  • E. 10

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような数値の差と合計から各数値を求める問題では、ある1つの数値を基準として設定することが定石です。
例えばこの問題では、Pの食べた個数を基準として、x個とおきましょう。すると条件から、残りの3人の食べた個数は「Q:x個、R:x-2個、S:x+1個」とわかります。次にxの数値を求める方法を考えましょう。4人食べた饅頭の合計はxであらわすことができ、これが31個と一致します。一次方程式を解くようにxの値を求めましょう。
このように基準を設定することで単純な数値計算として問題を解くことが出来るでしょう。

問題4-27(整数)

問題

数字の1〜10が書かれた紙を1枚ずつ用意した。この中から、XとYの2人がそれぞれ3枚ずつ選んだ。選んだ紙について以下のことが分かっている。

Ⅰ  Xの選んだ紙の数字の合計は6である。

Ⅱ  Yが選んだ紙の数字の合計は20であった。

Ⅲ  Yが選んだ紙の数字は2枚は3の倍数であった。

Yが選んだ紙のうち最も小さい数字はいくつか。

選択肢


  • A. 2

  • B. 3

  • C. 4

  • D. 5

  • E. 6

  • F. 7

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような整数問題では、数値の範囲や候補を条件から絞っていくことが定石です。その際出来るだけ狭く絞れるように工夫しましょう。
例えばこの問題では、条件ⅠからXの数字が(1、2、3)だとわかります。条件Ⅰのように、合計がとても小さい場合は候補が少なくなるので、先に考えましょう。次に条件Ⅲから、Yは3を除いた3の倍数である6、9を選んでいることがわかります。条件Ⅱから、Yの残りの数字は5だとわかるので、求める答えは5となります。
このように労力を減らすために、出来るだけ数値の範囲や候補を狭くできる方法を考えることが重要です。

問題4-28(整数)

問題

数字の1〜9のマスがある3×3のパネルを用意した。この中から、XとYの2人がそれぞれ4枚のパネルを選んだ。選んだパネルについて次のことが分かっている。

Ⅰ  Xの選んだパネルの数字の合計は20である。

Ⅱ  Yが選んだパネルの数字の合計は22である。

Ⅲ  Yが選んだ4枚のパネルの数字は全て連続していた。

Xが選んだパネルのうち2番目に大きい数字はいくつか。

選択肢


  • A. 5

  • B. 6

  • C. 7

  • D. 8

  • E. 9

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような重複のない整数の問題では、解き始める前に条件を見て解くための方針を考えましょう。
例えばこの問題では、「9枚のカードの数字の和から残り8枚のカードの数字の和を引けば、残り1枚のカードの数字となる」ということに気付けるかが重要となります。今回は3が選ばれていない数字となります。次に条件Ⅱ,Ⅲについて考えましょう。4つの数字の和が22なので、平均して5.5となります。これが平均となるような4連続の数字は4、5、6、7であることがわかります。あとは残りの数字がxの数字となります。
このように整数問題では解くための方針が時間や難易度を左右するので、丁寧に模索しましょう。

問題4-29(整数)

問題

トランプのクローバーの1〜3とスペードの1〜3、合計6枚用意した。この中から、XとYの2人がそれぞれ3枚ずつ選んだ。選んだトランプについて次のことが分かっている。

Ⅰ  Xの選んだトランプの数字の合計は5である。

Ⅱ  Xが選んだトランプにスペードはちょうど2枚含まれていた。

Ⅲ Yが選んだトランプにはスペードの3が含まれていた。

Yが持っているトランプのうち最も小さい数字のカードはどれか。

選択肢


  • A. クローバーの1

  • B. スペードの1

  • C. クローバーの1とスペードの1

  • D. クローバーの2

  • E. スペードの2

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような重複のない整数の問題では、解き始める前に条件を見て解くための方針を考えましょう。
例えばこの問題では、条件Ⅱ、Ⅲからスペードの所在が全てわかることに気付けるかが重要です。これらの条件からXはスペードの1と2、Yはスペードの3を持っていることがわかります。次に条件ⅠからXのもう一枚がクローバーの2であることがわかるので、Yのカードがクローバーの1と3、スペードの3であることがわかります。
このように整数問題では解くための方針が時間や難易度を左右するので、丁寧に模索しましょう。

問題4-30(整数)

問題

XとYとZの3人がお金を出し合って1つのプレゼントを買った。これについて次のことが分かっている。

Ⅰ 7500円のプレゼントを買った。

Ⅱ XはYよりも1800円多く払っている。

Ⅲ Zが出したお金は、XとYが出したお金の合計の半分である。

Xが出したお金はいくらか。

選択肢


  • A. 1900

  • B. 2500

  • C. 2900

  • D. 3400

  • E. 3600

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このような整数問題では、数値の範囲や候補を条件から絞っていくことが定石です。
例えばこの問題は、Xの出したお金を文字でおいて解くこともできますが、条件Ⅲがあることで少し計算が面倒になります。そこで条件Ⅲを利用して、全体額から個人の額へと分配するように解いていきましょう。条件ⅢからXとYは全体の2/3のお金を出したことがわかります。これと条件Ⅰより、XとYは5000円出したことが計算できるので、条件Ⅱを満たすようにXとYの額を求めましょう。
このように労力を減らすために、出来るだけ数値の範囲や候補を狭くできる方法を考えることが重要です。

問題1-10(同意語)

問題

次の単語と最も意味が近い語を,AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • formal

選択肢


  • A. earnest

  • B. primary

  • C. official

  • D. equal

  • E. stable

編集者からワンポイントアドバイス

英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また頻出単語を出来るだけ多く暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文のformalの意味は「公式の」や「正式の」という意味を表しているので、同じ意味を持つCの「official」が正解となります。最近では、日本語でも「オフィシャル」というカタカナ表記で使われている機会が多いため、しっかりと理解することが大切になってくるでしょう。
このように、基礎的な単語の意味を理解しておくことが正答するコツになります。 他にも、「noble(立派な)」と「brilliant(素晴らしい)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。

問題1-11(同意語)

問題

次の単語と最も意味が近い語を,AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • decline

選択肢


  • A. increase

  • B. declare

  • C. define

  • D. rise

  • E. decrease

編集者からワンポイントアドバイス

英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また出題される単語の対義語も暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文のdeclineの意味は「減少する」という意味を表しています。なので、対義語である選択肢A、Cは違うことが分かります。そして、同じ「減少する」といった意味を持つEの「decrease」が正解となります。 このように、基礎的な単語の意味を理解しておくことが正答するコツになります。
他にも、「evident(明白な)」と「obvious(明白な)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。

問題1-12(同意語)

問題

次の単語と最も意味が近い語を,AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • investigation

選択肢


  • A. ignorance

  • B. examination

  • C. invitation

  • D. investment

  • E. devotion

編集者からワンポイントアドバイス

英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また頻出単語を出来るだけ多く暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文のinvestigationの意味は「取り調べ」という意味を表しているので、それに近い意味を持つBの「examination」が正解となります。
このように語数が多い単語は、それぞれ単語と意味をしっかりと照らし合わせ理解しておくことが正答するコツになります。 他にも、「defect(欠点)」と「fault(欠点)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。

問題1-13(同意語)

問題

次の単語と最も意味が近い語を,AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • method

選択肢


  • A. abstract

  • B. moisture

  • C. texture

  • D. means

  • E. analysis

編集者からワンポイントアドバイス

英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また頻出単語を出来るだけ多く暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文の「method」の意味は「手法」という意味を表しているので、それに近い意味を持つBの「means」が正解となります。
このように、基礎的な単語の意味を理解しておくことが正答するコツになります。単語の意味が分からない場合は、意味を推測するか消去法を用いて回答しましょう。
他にも、「cooperative(協同の)」と「collective(集団的な)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。

問題1-8(反意語)

問題

次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • antonym

選択肢


  • A. synonym

  • B. enzyme

  • C. literature

  • D. adjective

  • E. analogy

編集者からワンポイントアドバイス

英語の反意語の問題では、問題文と選択肢の単語の意味を知っていれば即座に回答することができるでしょう。単語の意味がわからない場合は、単語の意味を推測するか消去法を利用して回答しましょう。
例えば、この問題の「antonym(対義語)」の意味が分からない場合でも、スペルが似ている「synonym(類義語)」と何らかの意味の関連性があることが推測できます。この推測があてにできるかどうかは、他の選択肢に有力なものがあるかや消去法で決めましょう。また、「literature(文学)」や「adjective(形容詞)」などは、そもそも対義語が存在するのかが曖昧です。これらは除外できるでしょう。このように知っている単語を増やし、わからない問題は推測や消去法を利用することが正答するコツになります。
他にも「exclude(除外する)」と「add(加える)」や「profit(利益)」と「loss(損失)」など反意語はたくさんありますので1つ1つ覚えるようにしましょう。