問題6-3(位置関係)

問題

以下のような1〜5の5つの星で構成される星座がある。このうち、2個の星は赤く、残りの3個の星は青い。これに関して次のことが分かっている。

Ⅰ 赤い星同士は繋がっていない

Ⅱ 青い星は3つ連続して繋がっている。

Ⅲ 2つの赤い星と繋がっている青い星はない。

赤い星の組み合わせとして正しいものはどれか。

選択肢


  • A. 1と5

  • B. 1と3

  • C. 2と4

  • D. 2と5

  • E. 3と5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、選択肢を1つずつ試して消去法で解いていきましょう。その際、簡単に違うことがわかる選択肢は、試す前に消すことが大切です。
例えばこの問題では、Ⅰより赤い星同士がつながっていないことがわかるので、選択肢Eの(3、5)は違うことが簡単にわかります。残り4つの選択肢についても、Ⅱの青い星が3つ連続で並べるスペースがあるかどうかは視覚的にわかりやすいので、Ⅱ、Ⅲの順に満たしているかを考えましょう。
このように消去法で解く際は、できるだけ労力を減らせる方法で解いていきましょう。

問題6-4(位置関係)

問題

以下の図は5つのビルを上から見たものであり、図の上が北である。ある会社XとYは、これらのうちそれぞれ1つのビルにオフィスを構えることになった。これに関して次のことが分かっている。

Ⅰ XのビルとYのビルは隣り合ってない。

Ⅱ YのビルはXのビルよりも北にある。

Xのビルはどれか。

選択肢


  • A. 1

  • B. 2

  • C. 3

  • D. 4

  • E. 5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、選択肢を1つずつ試して消去法で解いていきましょう。その際、簡単に違うことがわかる選択肢は、試す前に消すことが大切です。
例えばこの問題では、ⅡよりXのビルはYのビルより図の下方向にあることがわかるので、4か5に絞り込めます。残り2つの選択肢について、条件Ⅰを満たしているかを考えると5が答えだとわかります。
このように消去法で解く際はできるだけ労力を減らせる方法で解いていきましょう。

問題6-5(位置関係)

問題

X 、Y、Zの3人が、カウンターに向かって1列に並んだ5つの席に座っている。各自の座り方について次のことが分かっている。

Ⅰ Xは奇数番号の椅子に座っていた。

Ⅱ Yから見てZは右側に座っていた。

Ⅲ 2番の席は空席であった。

Yが座っている可能性のある席の組み合わせは何番か。

選択肢


  • A. 1

  • B. 3

  • C. 1か4

  • D. 1か3か4

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、位置を1つ仮定して条件が成り立つかを試していきましょう。このとき試す位置の数が少なくなるように工夫しましょう。
例えばこの問題では、まずⅢから図の2番の席に×をつけてから考えていきましょう。簡単に処理できる条件から考えることが大切です。次にⅠよりXが1、3、5のいずれかに座っていることがわかるので、Xの席を仮定して残りのⅡの条件を満たすYとZの席を探していきましょう。
このように位置を1つ仮定して条件が成り立つかを試す際は、出来るだけ労力を減らす工夫が大切です。

問題6-6(位置関係)

問題

P、Q、R、Sの4匹のサルが、横一列に並んだ1〜5の5本の木の上に登っている。

これについて次のことが分かっている。

 

Ⅰ Pは3番の木に登っている。

Ⅱ Qから見てPもRもSも右に登っていた。

Ⅲ Sの左の木にサルはいなかった。

Sが登っている可能性のある木の組み合わせは何番か。

また、1本の木に猿は1匹のみ登っているものとする。

選択肢


  • A. 2

  • B. 4

  • C. 5

  • D. 4か5

  • E. 2か4か5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、条件を処理していく順番が大切です。
例えばこの問題では、まずⅠから図の3の木に×をつけてから考えていきましょう。簡単に処理できる条件から考えることが大切です。逆にⅡのような複数のサルが登場するような条件は後回しにした方が良いです。次にⅢの条件から、Sを配置するためには連続した2つのスペースが必要だと解釈できます。最後にⅡの条件から、Pの右側にしか連続した2つのスペースが確保できないことがわかるので、Sが5番にしか登れないと分かります。
このように条件から位置を推測する問題では、条件を考える順番が大切です。

問題6-7(位置関係)

問題

P、Q、Rの3人が、正六角形の頂点にある6つの席のいずれかに内側を向いて座っている。各自の座り方について次のことが分かっている。

Ⅰ Pの両隣は空席である。

Ⅱ Qの左隣には人が座っていて、右隣は空席である。

Ⅲ Rは3か4番目の席に座っている。

Pが座る位置として可能性のある席は何番の席か。

選択肢


  • A. 2

  • B. 6

  • C. 1か2

  • D. 1か6

  • E. 2か6

  • F. 1か2か6

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、条件を処理する方法が大切です。
例えばこの問題の条件Ⅰは、空席⇒P⇒空席の3つの席をセットで考えると解きやすいです。同様に条件Ⅱから、Qの左隣にはR(条件Ⅰより)、右隣は空席であることがわかるので、これらの3つの席もセットで考えましょう。すると6つの席すべての相対位置が固定されます。次にⅢの条件から、Rが座っている席を3か4番目の席に固定して考えましょう。
このように条件から位置を推測する問題では、扱いやすい方法で条件を処理しましょう。

問題6-8(位置関係)

問題

P、Q、Rの3人が、正六角形の頂点にある6つの席のいずれかに座っている。各自の座り方について次のことが分かっている。

Ⅰ PとRは向かい合っている。

Ⅱ Qの隣にはPが座っている。

Ⅲ Qが座っているのは1番である。

Rが座る位置として可能性のある席は何番の席か。

選択肢


  • A. 3

  • B. 4

  • C. 5

  • D. 3か5

  • E. 3か4か5

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、条件を処理していく順番が大切です。
例えばこの問題では、まずⅢから図の1の席にQを配置してから考えていきましょう。狭く確定できる情報から考えることが大切です。逆にⅠのようなPとRの位置が複数考えられてしまう条件は後にしましょう。次にⅡの条件から、Qの左隣と右隣にPを配置して、それぞれの場合において条件Ⅰを満たすようなRの位置を探しましょう。
このように条件から位置を推測する問題では、条件を考える順番を工夫しましょう。

問題6-9(位置関係)

問題

以下のように4個のコップが並んでいる。このコップの中には1個はキャンディが、別のコップ1個にはチョコレートが入っていて、残りの2個のコップには何も入っていない。これに関して次のことが分かっている。

Ⅰ キャンディが入っているコップの隣に、チョコレートが入っているコップがある。

Ⅱ 左から2個目のコップは空である。

Ⅲ チョコレートが入ったコップの隣には空のコップがあった。

キャンディが入っているのは左から何番目か。

選択肢


  • A. 1

  • B. 2

  • C. 3

  • D. 4

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、条件を処理する方法が大切です。
例えばこの問題の条件Ⅰは、キャンディとチョコレートのコップを2つ並べてセットで考えましょう。Ⅲの条件も含めれば、空⇒チョコレート⇒キャンディ、あるいはキャンディ⇒チョコレート⇒空という3つのコップのセットで考えることができます。Ⅱの条件から、左から2個目のコップは空であることがわかるので、これを満たすセットは空(左から2個目)⇒チョコレート⇒キャンディのセットであるとわかります。ゆえに、キャンディは4であると導けます。
このように条件から位置を推測する問題では、扱いやすい方法で条件を処理しましょう。

問題6-10(位置関係)

問題

以下のように4個のコップが並んでいる。このコップの中には2個はキャンディが、別のコップ1個にはチョコレートが入っていて、残りの1個のコップには何も入っていない。これに関して次のことが分かっている。

Ⅰ 両端の2つのコップには何かが入っていた。

Ⅱ チョコレートが入ったコップの隣には空のコップはなかった。

Ⅲ 左から2番目のコップにはキャンディが入っている。

Ⅳ キャンディが入ったコップは隣合っていない。

チョコレートが入ったコップは左から何番目か。

選択肢


  • A. 1

  • B. 2

  • C. 3

  • D. 4

  • E. 2か3

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、条件を処理していく順番が大切です。
例えばこの問題では、まずⅢから図の2のコップにキャンディを配置してから考えていきましょう。狭く確定できる情報から考えることが大切です。逆に位置が複数考えられてしまう条件は後にしましょう。次にⅠの条件から、空のコップは左から3番目であるとわかります。最後にⅢ、Ⅳの条件より、左端がチョコレートであるとわかります。
このように条件から位置を推測する問題では、条件を考える順番を工夫しましょう。

問題2-4(対戦)

問題

P、Q、R、S、T、U、V、Wの8チームがサッカーの大会でトーナメント戦を争った。対戦について次のⅠ〜Ⅲがわかった。

Ⅰ QはT、U、Wと戦った。ただし順不同である。

Ⅱ Pは2回戦で戦う可能性があったのはS、Uである。

Ⅲ Pが1回戦で戦ったのは、Rではない。

Pが1回戦で戦ったのはどのチームか。

選択肢


  • A. P

  • B. Q

  • C. R

  • D. S

  • E. T

  • F. U

  • G. V

  • H. W

編集者からワンポイントアドバイス

問題6-11(位置関係)

問題

修学旅行でP、Q、R、Sの4つの班が図のような2階建ての民宿に泊まる。1つの班が1部屋に入るとして、次のことが分かっている。

201 202 203
101 102 103

 

Ⅰ 101と103は入った班はなかった。

Ⅱ P班の入る部屋の真下にはQが入った。

R班が入った部屋として可能性があるのは何番か。

選択肢


  • A. 202か102

  • B. 201か203

  • C. 202か203

  • D. 203か103

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように位置関係を推測する問題では、条件を処理していく順番が大切です。
例えばこの問題では、まず条件Ⅰから図の101と103の部屋に×をつけてから考えていきましょう。絶対位置を確定できる情報から考えることが大切です。逆に相対位置に関する条件は、可能性のある位置が複数考えられてしまうので後にしましょう。次にⅡの条件から、PとQを上下セットで考えていきます。相対位置に関する条件は、登場するものをセットで考えていきましょう。この上下セットを配置できるのは202と102の組だけなので、残りの201と203がR班の入った可能性のある部屋となります。
このように条件から位置を推測する問題では、条件を考える順番を工夫しましょう。