Loading [MathJax]/extensions/tex2jax.js
コンテンツへスキップ
問題
クラス41人で国語、算数の2科目のテストを行った。テストはともに50点満点で、得点の組み合わせにもとづく人数は以下の表の通りである。
国語と算数の点数がともに30点未満の人は何人いるか。
選択肢
A. 9
B. 11
C. 13
D. 19
E. 29
解答・解説を表示
解答・解説
答え:C
上図の青い部分の人数を合計すると、1 +2 + 3+ 2 + 2+ 3 = 13 人
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の表の読み取りの問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、情報を工夫して整理することが重要です。
例えばこの問題では、求めるのは30点未満の人の数であり、これは0点から29点の人と換言できます。するとこの問題で数えるべきは国語で0点から29点のどれかを取っていて、且つ数学で0点から29点を取っている人の数とわかります。従って、答えは13人とわかります。
この様に情報を扱い易いように読み替えながら解いてみましょう。
問題
ある劇団の売上は昨年より40%減少し、今年は480万円であった。昨年の劇団の売上を求めよ。ただし、必要に応じて、小数点第一位以下を四捨五入すること。
選択肢
A. 720万円
B. 750万円
C. 780万円
D. 800万円
解答・解説を表示
解答・解説
答え:D
劇団の今年の売上は、昨年の60%なので、昨年の売上は、
480÷0.60=800万円
である。
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の割合の問題では、与えられた情報を整理する力が求められます。このような問題では、与えられた情報を適切に活用することが必要となります。
この問題では、劇団の売上は昨年より40%減少したということから、劇団の今年の売上は昨年の60%ということが分かります。よって昨年の売上を1とした時に、今年の売上は0.6となる為、今年の売上を0.6で除せば良いでしょう。
このように、与えられた情報を求めたい解に応じて臨機応変に活用することが重要です。
問題
次の単語と最も意味が近い語 を,AからEまでの中から一つ選びなさい。
選択肢
A. effectiveness
B. intellect
C. beverage
D. uselessness
E. likelihood
解答・解説を表示
解答・解説
答え:A
validity :効力
A effectiveness:有効性
B intellect:知性
C beverage:飲み物
D uselessness:無駄 (対義語)
E likelihood:見込み
編集者からワンポイントアドバイス
英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また出題される単語の対義語も暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文のvalidityの意味は「効力」という意味を表しています。なので、対義語である選択肢Dの「uselessness」は違うことが分かります。そして、同じ「有効性」といった意味を持つAの「effectiveness」が正解となります。
このように、基礎的な単語の意味を理解しておくことが正答するコツになります。
他にも、「proof(証拠)」と「evidence(証拠)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。
問題
次の説明文に最も近い意味を持つものを、AからEまでの中から1つ選びなさい。
to say something suddenly and loudly because you are surprised, angry, or excited
選択肢
A. exclaim
B. vote
C. enchant
D. locate
E. punish
解答・解説を表示
解答・解説
答え:A
驚いたり、怒ったり、興奮したりしたときに突然大きい声を出すこと=叫ぶ
A exclaim:叫ぶ
B vote:投票する
C enchant:魅了する
D locate:設置する
E punish:罰を与える
編集者からワンポイントアドバイス
英語の単語の意味の問題では英語の説明文を読んで、説明文が示す単語を選択することが求められます。英語の説明文を完全に理解できなくとも、伝えようとしているニュアンスを読み取ることが重要です。
例えば説明文において「to say something suddenly and loudly(突然大きい声を出して何かを言うこと)」とあることからニュアンスの近い「exclaim:叫ぶ」ではないかと推測できます。動詞や名詞だけでなく、「suddenly」や「loudly」といった副詞や修飾語がニュアンスのキーとなっていることが多いので注意しましょう。
このように説明文から重要なニュアンスを拾い上げて、選択肢とマッチさせることができれば正答できる可能性は上がるでしょう。
問題
XとYがダーツをする。そのルールは、刺さった場所に書いてある数の大きい方が勝つというものである。 このダーツの的は1から8までが書かれている8つの場所があり、それぞれの数字の場所に当たる確率は全て等しいとする。また、同じ数の場所に刺した場合は引き分けということにする。
X が5以上の差をつけてYに勝つ確率を求めよ。
選択肢
A. \(\frac{3}{64}\)
B. \(\frac{3}{16}\)
C. \(\frac{3}{32}\)
D. \(\frac{5}{32}\)
解答・解説を表示
解答・解説
C
2人のダーツの刺し方は\(8\times8=64\)通りあって、これが確率の分母になる。
Xが5以上の差をつけてYに勝つのは(P,Q)が(6,1),(7,1),(7,2),(8,1),(8,2),(8,3)の6通りなので、
\(\frac{6}{64} =\frac{3}{32}\)
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
確率の基本的な考え方とは求めたい特定の事象の場合の数を、全体の事象の場合の数で割ることです。この問題では、1から8までの8通りの出方があるダーツをXとYが行うことが全体の事象であり、Xが5以上の差をつけてYに勝つのが求めたい特定の事象にあたります。求めたい特定の事象に関しては、条件に該当する事象を全て書き出してみると良いでしょう。
分子にくる求めたい事象と分母の全体の事象が何であるのかを意識して問題を解いてみましょう。
問題
4色の球が入った袋がある。赤色、青色、黄色、緑色の球が3つずつの合計12個である。この袋の中から、同時にPとQが球を取り出す。1個ずつ取り出すものとする。 2人とも赤色も青色も引かない確率を求めよ。
選択肢
A. \(\frac{5}{22}\)
B. \(\frac{3}{4}\)
C. \(\frac{3}{22}\)
D. \(\frac{3}{11}\)
解答・解説を表示
解答・解説
A
赤色と青色以外は12個中6個なので、
\(\frac{6}{12}\times\frac{5}{11}=\frac{5}{22}\)
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、PとQは球を同時に引くためPとQが同じ球を引くことはないといえます。よって「2人とも赤色も青色も引かない確率」は、「まずPが引いて残った球の中からQが引くとして、両者とも赤色と青色以外の球を引く確率」として考えると良いでしょう。
このように求めたい事象をより求めやすい事象に置き換えることを意識して問題を解いてみましょう。
問題
次の単語と最も意味が近い語 を,AからEまでの中から一つ選びなさい。
選択肢
A. defect
B. ceiling
C. advantage
D. fever
E. accident
解答・解説を表示
解答・解説
A
fault :欠点、誤り
A defect:欠点、不足
B ceiling:天井、(価格などの)最高限度
C advantage:有利、好都合 (対義語)
D fever:熱
E accident:事故
編集者からワンポイントアドバイス
英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また頻出単語を出来るだけ多く暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文のfaultの意味は「欠点、誤り」という意味を表しているので、同じ「欠陥」や「不足」といった意味を持つAの「defect」が正解となります。
このように、基礎的な単語の意味を理解しておくことが正答するコツになります。単語の意味が分からない場合は、意味を推測するか消去法を用いて解いてみましょう。
他にも、「method(手法)」と「means(方法)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。
問題
X、Y、Zの3人が旅行をした。Xが代表して宿の予約と支払いを行い、27000円を支払った。Yは3人分の食費18000円を支払った。Zは3人分の交通費を支払った。後日3人が同額ずつ負担するために、YはXに1400円、ZはXに6200円支払った。
交通費はいくらだったか。
選択肢
A. 19400円
B. 18000円
C. 7600円
D. 11800円
E. 13200円
F. AからEのいずれでもない
解答・解説を表示
解答・解説
E
最終的に支払った金額をまず計算できるのはYである。
Yは食費18000円と後日精算のためにXに1400円払っている。したがって19400円支払っており、これが1人が払うべき額だということがわかる。
ここでZは交通費に加えて後日精算で6200円を払っていることから、19400円から6200円を引いた学が交通費ということになる。
よって19400-6200 = 13200円。
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、分かる情報を1つずつ検討して解いていきましょう。まず、1人当たりの合計支払い金額を考えます。Xのお金の収支を考えてみると、27000円を支払い、その後YとZから合計7600円を受け取っています。従ってXは合計で19400円を支払ったことになるので、これが1人当たりの料金とわかります。次に、Zの収支を考えます。求める交通費をA円とすると、Zは合計でA+6200円払っていることになり、これが19400円になるはずなのでA=13200円とわかります。
問題
AからEの文を[ 1] から[ 5] に入れて文の意味が通るようにしたとき、[2] に当てはまるものを選びなさい。
現代では[1][2][3][4][5]懸念もある。
A さらにそのデータを
B あらゆる情報がデジタル化され
C 生活がより便利になった一方で
D 膨大な個人情報が広がっていくことへの
E 分析できるようになったおかげで
解答・解説を表示
解答・解説
A
Dが入りそうなのは5だけである。また、EはAの後にしかつながらない。A「そのデータ」はBのデジタル化された情報を指すと考えられるのでB→A→E。さらに、メリットを述べたCから逆接でDにつながる。正しい並びはBAECD 。
編集者からワンポイントアドバイス
言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。問題文の空欄部分の文頭や文末に当てはまる文を探し、文章を選択することが正答するポイントになります。
この問題の場合、最初に5に当てはまる文章を最初に考えるといいでしょう。A~Eの選択肢を見ると「懸念もある」に続く文章はDのみであることが分かります。5に当てはまるのがDと分かれば、4に入るのは逆接であるCだと推測できます。
このように文章を順番に当てはめて完成させることを意識して問題を解いてみましょう。
問題
定価4000円の商品を5個以上まとめて購入すると(ア)%引きの割引価格になり、10個購入すると定価の22%引きとなり、5個購入するときより1個につき240円安い。
このとき(ア)に入る数字を求めよ。(必要な時は、最後に小数点以下第1位を四捨五入すること)。
選択肢
A. 10%
B. 14%
C. 16%
D. 19%
解答・解説を表示
解答・解説
C
10個購入した時は定価の22%引きだから、1個あたり
4000円 × 0.78 = 3120円
これが5個購入する時より1個あたり240円安いということは、5個買う時は1個あたり
3120円 + 240円 = 3360円
であることがわかる。この価格が定価の何%引きなのかが知りたい。
4000円 – 3360円 = 640円
より640円引きである。これを定価の4000円で割って、
640 ÷ 4000 = 0.16
定価を1としたときに0.16だけ割引されているから、16%引き。
編集者からワンポイントアドバイス
非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、求める数字をxと置き、問題を細分化して1つずつ考えてみましょう。まず、定価4000円のものを10個買うと22%引きされるので、1個当たりの値段は、\(4000\times0.78\)で3120円とわかります。次に5個購入の際の1個当たりの値段はこれより240円高いので、3360円とわかります。4000円をx%割引すると3360円になるので、求めるxは16であるとわかります。
この様にわからないものを文字でおき、分かるところから解いてみましょう。