問題3-10(割合)

問題

ある問題集を解いている。月曜日に全体の\(\frac{3}{10}\)進めた。火曜日に残った部分のうちの\(\frac{3}{14}\)を進めた。さらに水曜日に42ページ進めたところ、35ページ残った。この残りのページは、全体に対して何割であるか求めよ。

選択肢

  • A. 2割
  • B. 2.5割
  • C. 3割
  • D. 3.6割

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の割合の問題では、与えられた情報を整理する力が求められます。このような問題では、与えられた情報を適切に活用することが必要となります。
この問題では、「月曜日に全体の\(\frac{3}{10}\)進めた」という情報から、残ったページは全体の\(\frac{7}{10}\)という事が分かります。この値と「火曜日に読んだのは残ったうちの\(\frac{3}{14}\)」という情報から、これらの値を掛け合わせれば全体のうち火曜日に読んだ割合を求めることができます。月曜日と火曜日に進めた分の残りが、水曜日以降で残ったページ数の合計であることを利用すれば、全体のページ数を求めることができます。この値から残りのページ数の割合を求めれば良いでしょう。
このように、与えられた情報を求めたい解に応じて臨機応変に活用することが重要です。

問題2-9(確率)

問題

球が12個ある。赤色、青色、黄色、緑色の球が3つずつである。この袋の中から、同時にPとQが球を取り出す。1個ずつ取り出すものとする。2人とも赤色の球を取り出す確率を求めよ。

 

選択肢

  • A. \(\frac{3}{44}\)
  • B. \(\frac{1}{22}\)
  • C. \(\frac{1}{16}\)
  • D. \(\frac{1}{11}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、PとQは球を同時に引くためPとQが同じ球を引くことはないといえます。よって「2人とも赤色の球を取り出す確率」は、「まずPが引いて残った球の中からQが引くとして、両者とも赤色の球を取り出す確率」として考えると良いでしょう。
このように求めたい事象をより求めやすい事象に置き換えることを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-14(確率)

問題

ハズレくじが6本、当たりくじが4本入っている箱があるとする。

1本のくじを取り出して、当たりかハズレか確認して箱に戻す。この操作を4回繰り返した場合、1度だけ当たりくじが出る確率を求めよ。

 

選択肢

  • A. \(\frac{108}{625}\)
  • B. \(\frac{54}{625}\)
  • C. \(\frac{96}{625}\)
  • D. \(\frac{216}{625}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、4回中当たりくじが1回となるのは4通りあります。そしてこれらが起こる確率は全て同じ確率である為、該当する1つの事象の起きる確率を求めたうえで、それを4倍すればよいことになります。
このように求めたい事象の起きる確率が全て同じ場合は、1つを求めてそれを利用することを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-19(確率)

問題

あみだくじで当たりハズレを作った。選択肢は12個でそのうち当たりは3つだけである。

9人が順番にそれぞれ選択肢を選んであみだくじをスタートした。

最初にあみだくじの選択肢を選んだ2人がどちらとも当たりとなる確率を求めよ。

選択肢

  • A. \(\frac{1}{24}\)
  • B. \(\frac{1}{22}\)
  • C. \(\frac{1}{11}\)
  • D. \(\frac{2}{11}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「1番最初に選択肢を選ぶ人が当たりとなる確率」と「1番最初に選択肢を選ぶ人が当たりとなった条件下で2番目に選択肢を選ぶ人が当たりとなる確率」を掛け合わせれば良いでしょう。
このように求めたい事象について状況を整理することを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-1(席・位置決め)

問題

P、Q、R、Sの4人が、①〜④と書かれた座席に座る。

4人の座り方は何通りか。

 

選択肢

  • A. 6
  • B. 12
  • C. 24
  • D. 72
  • E. 120

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の場合の数の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題の状況を具体的にイメージすることが重要です。
例えばこの問題では、具体的に①〜④の座席にP〜Sを座らせてみましょう。まず、①の座席に座り得るのはP〜Sの4人なので、4通りの場合が考えられます。ここではPが座ったとします。次に、②に座り得るのはQ〜Sの3人なので3通りの場合が考えられ、ここではQが座ったとします。以下同様に③、④の座席に座る人を決めていくと、4人の座り方は、\(4\times3\times2\times1=24\)通りの場合が考えられます。
このように具体的な状況を想像することを意識して解いてみましょう。

問題2-2(席・位置決め)

問題

P、Q、R、S、Tの5人が、①〜⑥と書かれた座席に着く。

5人の座り方は何通りか。

 

選択肢

  • A. 6
  • B. 24
  • C. 72
  • D. 120
  • E. 720

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の場合の数の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、P〜Tの5人が①〜⑥の6席に着きますが、初めから誰がどこに座るかを決めていくと複雑になり混乱します。そのため、整理の仕方を工夫します。まず、座る席ではなく、座らない席を決めてみましょう。ここでは①の席には誰も座らないとします。そうすると、P〜Tが②〜⑥に座る仕方を求めればいいことになるため、\({}_5P_5=120\)となり、①の席に座らない仕方は全部で120通りとわかります。②〜⑥も同様に考えると、求める場合の数は、\(120\times6=720\)通りとなります。
このように整理の仕方を工夫することを意識して解いてみましょう。

問題2-2(二語の関係)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

なべ:ふた

ア 着物:帯

イ 薔薇:花

ウ 夢:うつつ

選択肢

  • A. アだけ
  • B. イだけ
  • C. ウだけ
  • D. アとイ
  • E. アとウ
  • F. イとウ

編集者からワンポイントアドバイス

言語の二語の関係の問題では二語の関係を理解することが重要になります。関係性を理解するためには、二語の意味を把握しておくことが重要です。
この問題では、「なべ」と「ふた」が同じワンセットであることから二語の関係が一組(セット)であることが分かります。したがって、一組の関係であるアが正解となります。
他にも「一組(セット)」の関係である二語の例として、「鉛筆」と「消しゴム」などがあります。

問題2-1(二語の関係)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

猜疑さいぎ怪訝けげん

ア 被告:原告

イ 決断:決心 

ウ 区分:分類

選択肢

  • A. アだけ
  • B. イだけ
  • C. ウだけ
  • D. アとイ
  • E. アとウ
  • F. イとウ

編集者からワンポイントアドバイス

言語の二語の関係の問題では二語の関係性を理解することが重要になります。関係性を理解するためには、二語の意味を適切に理解しておくことがポイントになります。
この問題では、「猜疑」と「怪訝」の意味が同じであることから二語の関係が同義語であることが分かります。したがって、同義語の関係であるウが正解となります。
このように、二語の意味を理解しておくといいでしょう。
また他にも「同義語」の関係である二語の例として、「作者」と「著者」や「決断」と「決心」などがあります。

問題2-3(二語の関係)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

治療:病院

ア ほうき:掃除

イ 文具:はさみ

ウ 撹拌かくはん:ミキサー

選択肢

  • A. アだけ
  • B. イだけ
  • C. ウだけ
  • D. アとイ
  • E. アとウ
  • F. イとウ

編集者からワンポイントアドバイス

言語の二語の関係の問題では二語の関係を理解することが重要になります。
この「治療」と「病院」という問題では、一方(右)の語句の役割がもう一方(左)の語句であることから二語の関係が「役目」であることが分かります。したがって、役目の関係であるウが正解となります。
また他にも「役目」の関係である二語の例として、「カメラマン」と「撮影」や「クーラー」と「冷房」などがあります。

問題1-2(反意語)

問題

次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • affirmative

選択肢

  • A. negative
  • B. relative
  • C. efficient
  • D. positive
  • E. numerous

編集者からワンポイントアドバイス