問題1-3(反意語)

問題

次の単語と反対の意味の語を、AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • innocent

選択肢

  • A. practical
  • B. charismatic
  • C. miserable
  • D. guilty
  • E. responsible

編集者からワンポイントアドバイス

問題1-1(語句の意味)

問題

下線部の言葉と、意味が合致するものを1つ選びなさい。

未熟なのにいかにも通じているようなふるまいをすること、あるいはそうする人

選択肢

  • A. 得意顔
  • B. 半可通
  • C. 知ったかぶり
  • D. 物知り顔
  • E. したり顔

編集者からワンポイントアドバイス

言語の語句の意味の問題では、語句の知識はもちろんですが、知らない言葉であっても分かる部分から推測して解く能力が重要になります。普段から知らない言葉を調べる前に推測する癖を付けましょう。
この問題は、問題文の細部まで丁寧に読むことで、意味を知らなくても選択肢のうち3つを消去できます。下線部の言葉は「〜人」で終わっているため、人を指し示せるものが答えとなります。選択肢を見るとA、D、Eは「〇〇顔」となっていますが、物知りな人の事を物知り顔と言うことはできないように、「〇〇顔」という言葉で人を指すことはできません。従ってBとCに絞れます。そして、「半可」から「生半可」という語を想起できれば、積極的にBを選ぶことができます。

問題1-2(語句の意味)

問題

下線部の言葉と、意味が合致するものを1つ選びなさい。

事実を手掛かりにして推し量って決めること

選択肢

  • A. 推定
  • B. 推量
  • C. 推測
  • D. 推参
  • E. 推敲

編集者からワンポイントアドバイス

言語の語句の意味の問題では、語句の知識はもちろんですが、知らない言葉であっても、分かる部分から推測して解く能力が重要になります。普段から知らない言葉を調べる前に推測する癖を付けましょう。
この問題は、選択肢の1文字目が全て共通しており、且つ難しい熟語が多いので、下線部に注目して考えてみましょう。鍵となりそうなのは「決める」という部分です。この語から「決定」という語を思いつくことが出来ればスムーズにAの「推定」を選ぶことができるでしょう。なお、二字熟語の中には1文字目と2文字目が似たような意味を持っているものがあります。今回の「決定」もいずれも、何かをそうであることにするという意味を持ちます。
このように熟語の成り立ちパターンを把握していると強力な武器となることがあります。

問題1-3(語句の意味)

問題

下線部の言葉と、意味が合致するものを1つ選びなさい

強く願い求めること

選択肢

  • A. 垂涎
  • B. 希求
  • C. 宿願
  • D. 待望
  • E. 嘱望

編集者からワンポイントアドバイス

言語の語句の意味の問題では、語句の知識はもちろんですが、知らない言葉であっても、分かる部分から推測して解く能力が重要になります。普段から知らない言葉を調べる前に推測する癖を付けましょう。
この問題は、似たような意味の語が多く混乱するかもしれませんが、あくまでも問題文を丁寧に読み、そこから推測することが重要です。選択肢のどの語も何かを欲するという意味を持ちますが、下線部の「願い求める」という部分に着目してみると、「ねがう」は「希う」とも書けます。それを知らなくても、選択肢の中で「求」という字を使っているのは「希求」だけであることからも正解を推測できます。
このように、選択肢のどれもが正解に見える場合、「最も」意味が合致するものを選ぶという意識が大切です。

問題1-4(支払い)

問題

P、Q、Rの3人である商品を買った。このとき、Pは一万円札しか持っていなかったためPはとりあえずそれを出して、Qは五千円札しか持っていなかったためQもとりあえずそれを出した。そしてRもいくらか出して、お釣りが来ないようにした。後で3人の負担額を均等にするために、QはPに400円、RはPに4200円を支払った。

Rは商品を買う際にいくら払ったか。

選択肢

  • A. 1200円
  • B. 1800円
  • C. 3200円
  • D. 5400円
  • E. 1000円
  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、分かる情報を1つずつ検討しながら解いていきましょう。まず、1人当たりいくら払えばいいのかを知るためにPの収支を考えます。Pは10000円を払い、その後QとRから合計で4600円を受け取ったので、トータルで5400円を払ったことになります。そしてこれが1人当たりの支払い金額とわかります。次に、Zは商品を買う際にいくらか(これをA円とします)とPに4200円を支払い、この合計が5200円になるはずです。従って、A+4200=5400という式がたち、これよりA=1200円となります。
この様に分かるところから順番に考えてみましょう。

問題1-2(正誤)

問題

教室の電気がつけっぱなしであったため、先生がX、Y、Zの3人の生徒に話を聞いた。

教室にいたX、Y、Zから次のような発言があった。

X 私が最初に教室から出た。

Y 私が部屋を出たとき、Xはもう教室を出ていた。

Z 私が教室から出たとき、XもYもまだ教室にいた。

全員が本当に正しいことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

選択肢

  • A. Xが正しければYは必ず正しい。
  • B. Yが正しければ、Zは必ず正しい。
  • C. Zが正しければ、Xは必ず正しい。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように順番を推理するような問題では、各条件から読み取れる情報を符号化してわかりやすくまとめることが重要です。
例えば、この問題においてXがYより先に教室を出た状態をX<Yと表すと、3人の発言は次のようにまとめられます。「X:X<Y,Z」、「Y:X<Y」、「Z:Z<X,Y」。ここで選択肢Aについて考えてみると、X<Y,Zが成り立ってるときX<Yであることは簡単にわかるので、選択肢Aが正しいと判断できます。
このように各条件から読み取れる情報を符号化してわかりやすくまとめることを意識して解いてみましょう。

問題1-4(正誤)

問題

P、Q、R、Sの4人がテニスで1対1の総当たり戦を行った。なお引き分けはなしとする。これについて以下のような3通りの発言があった。

 

X 勝ち数が同じ人がいた。

Y 全勝した人はいなかった。

Z 全敗した人はいなかった。

全員が本当のことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

 

選択肢

  • A. Xが正しければYは必ず正しい。
  • B. Yが正しければ、Zは必ず正しい。
  • C. Zが正しければ、Xは必ず正しい。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。総当たり戦のように勝ち負けの様々なパターンが考えられる問題では、選択肢が成り立たない反例を見つけて、消去法で考えることが効率的です。
例えば選択肢Aについて考えてみると、「勝ち数が同じ人がいる、かつ全勝した人がいる」パターン、すなわちPが全勝、Qが1勝(Rに勝利)、Rが1勝(Sに勝利)、Sが1勝(Qに勝利)といった状況が反例に当たります。同様にして選択肢Bも反例を見つけることができるので、残った選択肢Cが解答だと推測できます。
このように反例を見つけることで素早く問題を解くことが出来るでしょう。

問題2-1(料金・価格)

問題

ある商品の定価は1個460円だが、まとめて11個以上買う場合、10個を超えた分については1個400円となる。25個まとめ買いした時の総額はいくらか。

選択肢

  • A. 11500円
  • B. 6000円
  • C. 10600円
  • D. 10540円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、値段が変わるポイントに着目して、それ以前と以後に分けて計算してみましょう。問題文より、25個のうち10個は1個当たり460円、一方で11個目から25個目は1個当たり400円になります。従って、計算式は\(10\times460+15\times400=10600\)となり、求める金額は10600円とわかります。
このように、値段が変わるポイントを見極めて解いてみましょう。

問題2-4(二語の関係)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係のものを選びなさい。

製造:販売

ア 立案:実行

イ 野菜:収穫

ウ 会社:起業

選択肢

  • A. アだけ
  • B. イだけ
  • C. ウだけ
  • D. アとイ
  • E. アとウ
  • F. イとウ

編集者からワンポイントアドバイス

問題2-5(二語の関係)

問題

最初に示された二語の関係を考えて、同じ関係の対になるよう()にあてはまる言葉を選びなさい。

法律:民法

政治家:(  )

選択肢

  • A. 弁護士
  • B. 選挙
  • C. 代表
  • D. 知事
  • E. 内閣

編集者からワンポイントアドバイス

言語の二語の関係の問題では二語の関係を理解することが重要になります。
この「法律」と「民法」という問題では、右の語句が左の語句の一種であることから二語の関係が「包含」であることが分かります。したがって、「政治家」対して包含の関係である「知事」という言葉が正解となります。 このように、二語の役割の関係性を把握し理解することを意識してみましょう。
他にも「包含」の関係である二語の例として「新聞」と「メディア」や「文具」と「はさみ」があります。