問題2-10(確率)

問題

4色の球が入った袋がある。赤色、青色、黄色、緑色の球が3つずつの合計12個である。この袋の中から、同時にPとQが球を取り出す。1個ずつ取り出すものとする。2人とも赤色も青色も引かない確率を求めよ。

 

選択肢


  • A. \(\frac{5}{22}\)

  • B. \(\frac{3}{4}\)

  • C. \(\frac{3}{22}\)

  • D. \(\frac{3}{11}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、PとQは球を同時に引くためPとQが同じ球を引くことはないといえます。よって「2人とも赤色も青色も引かない確率」は、「まずPが引いて残った球の中からQが引くとして、両者とも赤色と青色以外の球を引く確率」として考えると良いでしょう。
このように求めたい事象をより求めやすい事象に置き換えることを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-11(確率)

問題

赤色、青色、黄色、緑色のグミが3つずつ、合計12個のグミが入った袋がある。この袋の中から、同時にPとQがグミを取り出す。1個ずつ取り出すものとする。2人のうち少なくとも1人が赤色を取り出す確率を求めよ。

 

選択肢


  • A. \(\frac{6}{11}\)

  • B. \(\frac{3}{11}\)

  • C. \(\frac{5}{11}\)

  • D. \(\frac{8}{11}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「2人のうち少なくとも1人が赤色を取り出す」という事象は、直接求めることが難しいため、余事象である「2人とも赤色を引かない」を全体から引くと良いでしょう。
このように求めたい事象を直接求めることが難しい場合は、余事象を活用することを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-12(確率)

問題

あたりの場所が4つ、ハズレの場所が6つあるダーツをやる。ダーツの的は回転している。

4人が適当なタイミングで同時に1人1本の矢を投げる時、全員の矢が当たりに刺さる確率を求めよ。

ただし、他の人と同じところに矢が刺さることはなく、矢は各場所に等確率で刺さるものとする。

選択肢


  • A. \(\frac{1}{60}\)

  • B. \(\frac{1}{105}\)

  • C. \(\frac{1}{210}\)

  • D. \(\frac{16}{625}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
確率の基本的な考え方とは求めたい特定の事象の場合の数を、全体の事象の場合の数で割ることです。この問題では、「4人のダーツが的の10ヶ所の中から4ヶ所に刺さる」ということが全体の事象であり、「4投とも4ヶ所の当たりに刺さる事」が求めたい特定の事象にあたります。
このように分子にくる求めたい事象と分母の全体の事象が何であるのかを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-13(確率)

問題

当たりくじが4本、ハズレくじが6本入っている箱があるとする。この中から同時に4本のくじを引くとき、当たりくじが3本以上になる確率を求めよ。

 

選択肢


  • A. \(\frac{5}{42}\)

  • B. \(\frac{4}{35}\)

  • C. \(\frac{1}{210}\)

  • D. \(\frac{17}{210}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
確率の基本的な考え方とは求めたい特定の事象の場合の数を、全体の事象の場合の数で割ることです。この問題では、「10本のくじの内4本引く」ということが全体の事象であり、「引いた4本の内当たりくじが3本以上になる」が求めたい特定の事象にあたります。求めたい特定の事象に関しては、まず当たりくじが3本、ハズレくじが1本になる組み合わせを考えた上で、次に当たりくじが4本になる組み合わせを考えると良いでしょう。
分子にくる求めたい事象と分母の全体の事象が何であるのかを意識して問題を解いてみましょう。

問題1-1(同意語)

問題

次の単語と最も意味が近い語を,AからEまでの中から一つ選びなさい。

  • evident

選択肢


  • A. conscious

  • B. accurate

  • C. obvious

  • D. absolute

  • E. vague

編集者からワンポイントアドバイス

英語の同意語の問題では、出題される単語と選択肢に出る単語の意味を理解することが重要になってきます。また頻出単語を出来るだけ多く暗記しておけば即座に回答することができるでしょう。
この問題の場合、問題文のevidentの意味は「明白な」という意味を表しているので、同じ「明らかな」といった意味を持つCの「obvious」が正解となります。
このように、基礎的な単語の意味を理解しておくことが正答するコツになります。
他にも、「allow(許可する)」と「permit(許可する)」や「adequate(適当な)」と「acceptable(適当な)」など同意語は沢山ありますので1つ1つ覚えておきましょう。

問題2-14(確率)

問題

ハズレくじが6本、当たりくじが4本入っている箱があるとする。

1本のくじを取り出して、当たりかハズレか確認して箱に戻す。この操作を4回繰り返した場合、1度だけ当たりくじが出る確率を求めよ。

 

選択肢


  • A. \(\frac{108}{625}\)

  • B. \(\frac{54}{625}\)

  • C. \(\frac{96}{625}\)

  • D. \(\frac{216}{625}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、4回中当たりくじが1回となるのは4通りあります。そしてこれらが起こる確率は全て同じ確率である為、該当する1つの事象の起きる確率を求めたうえで、それを4倍すればよいことになります。
このように求めたい事象の起きる確率が全て同じ場合は、1つを求めてそれを利用することを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-15(確率)

問題

わさび抜き寿司が4つ、わさび入り寿司が6つ乗っている皿がある。

寿司のネタをめくり、わさびが入っているか確認し、もとにもどす。

寿司の場所は1回1回シャッフルされる。

この操作を5回繰り返した場合において、最後の5回目で3度目のわさびが出る確率を求めよ。

選択肢


  • A. \(\frac{1296}{3125}\)

  • B. \(\frac{108}{3125}\)

  • C. \(\frac{648}{3125}\)

  • D. \(\frac{432}{3115}\)

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「5回目で3度目のわさびが出る」ということは、「4回目までで2度目のわさびが出ている」と考えることができます。4回のうち2回のわさびの出方は6通りあり、それらすべての場合で確率は同じなので、いずれか1通りの確率を求めた上で、それを6倍すれば良いでしょう。
このように求めたい事象の起きる確率が全て同じ場合は、1つを求めてそれを利用することを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-16(確率)

問題

黒のチョコと白のチョコが入っている箱がある。入っている割合は3:7である。白の10%、黒の30%に印がつけられている。

この中から1個ずつチョコを取り出して、再び箱に戻すことを繰り返す。この条件において以下の問いに答えよ。ただし必要に応じて小数点以下は四捨五入せよ。

1回箱からチョコを取り出した時、印がついている確率を求めよ。

選択肢


  • A. 12%

  • B. 15%

  • C. 16%

  • D. 20%

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「1回箱からチョコを取り出した時、印がついている」という事象は、「白いチョコを取り出して、かつ印がついている」という事象と「黒いチョコを取り出して、かつ印がついている」という事象に分けることができます。白いチョコは7割、黒いチョコは3割入っていて、白の印付きは7割のうち10%、黒の印付きは3割のうち30%なので、入っている割合と、そのうちの印がつけられている割合をそれぞれ掛け合わせ、それらの和を取ればよいでしょう。
このように求めたい事象を複数の事象に分けることを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-17(確率)

問題

白い碁石と黒い碁石が入っている箱がある。入っている割合は7:3である。白い碁石の10%、黒い碁石の30%に印がつけられている。

この中から1個ずつ碁石を取り出して、再び箱に戻すことを繰り返す。この条件において以下の問いに答えよ。ただし必要に応じて小数点以下は四捨五入せよ。

2回碁石を取り出した時、少なくとも1回印付きの白い碁石が出る確率を求めよ。

選択肢


  • A. 12%

  • B. 14%

  • C. 16%

  • D. 18%

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「2回碁石を取り出した時、少なくとも1回印付きの白い碁石が出る」という事象は、直接求めることが難しいため、余事象である「2回取り出して、1度も印付きの白い碁石が出ない確率」を全体から引くと良いでしょう。
このように求めたい事象を直接求めることが難しい場合は余事象を活用することを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-18(確率)

問題

柿の種とピーナッツが入っている袋がある。入っている割合は7:3である。柿の種の10%、ピーナッツの30%にヒビが入っている。

この中からランダムに1個ずつを取り出して、再び袋に戻すことを繰り返す。この条件において以下の問いに答えよ。ただし必要に応じて小数点以下は四捨五入せよ。

2回取り出して1回もヒビ入りが出ない確率を求めよ。

選択肢


  • A. 65%

  • B. 67%

  • C. 69%

  • D. 71%

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の確率の問題ではその名の通り確率を求める問題が出題されます。確率は苦手意識を持つ人が多くいる単元ですが、基本的な考え方と想像力を持って考えることが問題を解くコツになります。
この問題では、「ヒビ入りが出ない」という事象は、「柿の種を取り出して、かつヒビがない」という事象と「ピーナッツを取り出して、かつヒビがない」という事象に分けることができます。柿の種は7割、ピーナッツは3割入っていて、柿の種のヒビなしは7割のうち90%、ピーナッツのヒビなしは3割のうち70%なので、入っている割合と、そのうちのヒビが入っていない割合をそれぞれ掛け合わせ、それらの和を取れば1回取り出してヒビなしとなる確率が求められます。答えを求める際はこれを2乗すれば良いでしょう。
このように求めたい事象を複数の事象に分けることを意識して問題を解いてみましょう。