問題1-9(支払い)
問題
甲は乙に3000円、丙に2000円の借金をしており、乙は丙に500円の借金をしている。ある日遊びに行った際に、甲が全員の昼食代総額4500円を代表して払い、乙が全員の神社の入場料総額1500円を払った。これらの代金は甲、乙、丙で均等に負担することにした。
3人の貸し借りがすべてなくなるようにするために、甲は乙に(ア)円、丙に(イ)円をそれぞれ渡せばよい。
このとき(ア)と(イ)に入る数字の組み合わせとして正しいものを選べ。
選択肢
A. ア:500,イ:2000
B. ア:1000,イ:1500
C. ア:1500,イ:500
D. ア:2000,イ:500
E. ア:3500,イ:0
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、わかっている情報を書き出して整理してみましょう。まず、甲は1人1500円の昼食代、3人分4500円を払いました。よって、乙への借金は3000円から1500円に、丙への借金は2000円から500円になります。次に、乙は1人500円の入場料、3人分1500を払いました。よって、甲への借金は0円から-500円、乃ち甲は乙に追加で500円を払うことに、丙への借金は500円から0円になります。整理すると甲は乙に2000円、丙に500円追加で払うことになります。従って、答えはDとわかります。
この様に、情報を1つずつ順番に整理しながら解いてみましょう。
問題1-10(支払い)
問題
甲は乙に3500円、丙に1000円の借金をしており、乙は丙に500円の借金をしている。ある日日帰り旅行に行った際に、甲が全員の昼食代総額4500円を代表して払い、乙が全員のお寺の入場料総額500円を払った。帰りに丙が3人のバス代を全額払った。これらの代金は甲、乙、丙で均等に負担することになった。
3人の貸し借りがすべてなくなるようにするために、甲が丙に3500円渡すだけで精算が済んだ。このときバス代はいくらだったか。
選択肢
A. 2000円
B. 1500円
C. 4000円
D. 3000円
E. 5500円
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、旅行の1人当たりの必要支払額から逆算することでバス代を考えてみましょう。ここでは甲の収支を基に考えます。甲は乙と丙に合わせて4500円の借金があり、昼食代で4500円を払い、その上で更に丙に3500円を払いました。借金の+4500円と昼食代の-4500円で打ち消し合うため、甲はこの旅行を通して総額-3500円乃ち、3500円の出費があったとわかります。そのため、1人当たりの旅費は3500円なので、旅行の総額(昼食+入場料+バス)は10500円となり、求めるバス代をxとすると、4500+500+x=10500となります。従って、答えは5500円とわかります。
問題1-8(支払い)
問題
甲、乙、丙の3人が、丁に出産祝いを持っていくことになった。甲が5300円のプレゼントを、乙が4000円の花束を、丙が600円の色紙を用意した。
合計金額を全員が同額ずつ負担するように精算するとき、(ア)が(イ)に700円、(ウ)が(エ)に2000円支払えば良い。
このとき、(ア)(イ)(ウ)(エ)に当てはまる人の順番として正しいものは次のうちどれか。
選択肢
A. 乙,甲,丙,甲
B. 丙,甲,甲,乙
C. 乙,丙,丙,甲
D. 丙,甲,乙,甲
E. 丙,甲,丙,乙
F. 丙,乙,甲,乙
G. 丙,乙,乙,甲
H. 丙,乙,丙,甲
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、初めに1人当たりの必要支払い金額を確認しましょう。出産祝いの合計金額は5300+4000+600=9900円であり、それ故1人当たり3300円支払う必要があります。ここで、甲は5300円払っているので2000円を、乙は4000円払っているので700円を受け取る必要があり、反対に丙の支払い金額は600円であるため2700円を追加で払う必要があります。従って、Hが答えとなります。
問題1-4(支払い)
問題
P、Q、Rの3人である商品を買った。このとき、Pは一万円札しか持っていなかったためPはとりあえずそれを出して、Qは五千円札しか持っていなかったためQもとりあえずそれを出した。そしてRもいくらか出して、お釣りが来ないようにした。後で3人の負担額を均等にするために、QはPに400円、RはPに4200円を支払った。
Rは商品を買う際にいくら払ったか。
選択肢
A. 1200円
B. 1800円
C. 3200円
D. 5400円
E. 1000円
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、分かる情報を1つずつ検討しながら解いていきましょう。まず、1人当たりいくら払えばいいのかを知るためにPの収支を考えます。Pは10000円を払い、その後QとRから合計で4600円を受け取ったので、トータルで5400円を払ったことになります。そしてこれが1人当たりの支払い金額とわかります。次に、Zは商品を買う際にいくらか(これをA円とします)とPに4200円を支払い、この合計が5200円になるはずです。従って、A+4200=5400という式がたち、これよりA=1200円となります。
この様に分かるところから順番に考えてみましょう。
問題1-5(支払い)
問題
P、Q、Rの3人が5000円ずつお金を出し合って共用の空気清浄機を購入した。お釣りを受け取ったPは、負担を同額にするためにQとRに600円ずつ渡した。空気清浄機はいくらだったか。
選択肢
A. 15000円
B. 13800円
C. 10000円
D. 13200円
E. 9600円
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、情報がたくさん与えられているQまたはRに焦点を絞って1人当たりいくら払ったのかを考えてみましょう。Qは5000円を払って600円のお釣りを受け取っているため、合計で4400円を支払ったことになります。そしてこれが1人当たりの支払い金額であり、今回は3人で買ったので、4400円を3倍して、求める代金は13200円とわかります。
この様に答えを導くのに必要な情報を見極めながら解いてみましょう。
問題1-3(支払い)
問題
X、Y、Zの3人が旅行をした。Xが代表して宿の予約と支払いを行い、27000円を支払った。Yは3人分の食費18000円を支払った。Zは3人分の交通費を支払った。後日3人が同額ずつ負担するために、YはXに1400円、ZはXに6200円支払った。
交通費はいくらだったか。
選択肢
A. 19400円
B. 18000円
C. 7600円
D. 11800円
E. 13200円
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、分かる情報を1つずつ検討して解いていきましょう。まず、1人当たりの合計支払い金額を考えます。Xのお金の収支を考えてみると、27000円を支払い、その後YとZから合計7600円を受け取っています。従ってXは合計で19400円を支払ったことになるので、これが1人当たりの料金とわかります。次に、Zの収支を考えます。求める交通費をA円とすると、Zは合計でA+6200円払っていることになり、これが19400円になるはずなのでA=13200円とわかります。
問題1-2(支払い)
問題
A、B、Cの3人がレストランで食事をした。A、B、Cはそれぞれ3700円、4800円、4200円のコースを食べた。Aは五千円札しか持っておらず、Bは一万円札しか持っていなかった。その場はテーブル会計だったためとりあえずAが五千円札、Bが一万円札を出して支払ってお釣りはBがもらった。Cは後でAに(ア)円、Bに(イ)円払えば良い。
(ア)と(イ)の組み合わせとして適切なものを選べ。
選択肢
A. ア:1200,イ:3000
B. ア:1300,イ:2900
C. ア:1900,イ:2300
D. ア:1300,イ:5200
E. ア:1600,イ:2600
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、AとBのそれぞれのお金の動きを1つずつ観察しながら考えてみましょう。まず、Aは3700円払う必要があり、実際に払ったのは5000円、お釣りはもらっていません。従って、Aは1300円多く払っています。次に、Bは4800円払う必要があり、実際に払ったのは10000円、お釣りで2300円もらっています。従って、Bは2900円多く払っていることになります。これらよりCはAに1300円、Bに2900円払う必要があります。
この様に一見複雑でも、分かるところから少しずつ解いていくことで正解に辿り着くことができます。
問題1-1(支払い)
問題
X、Y、Zの3人で部屋を借りて遊ぶことにした。部屋代は7800円で、別に清掃代が1200円必要である。これをXが代表して支払った。3人の負担額を均等にするために、YとZはXに1人あたりいくら支払えばよいか。
選択肢
A. 7800
B. 9000
C. 1200
D. 3000
E. 2600
F. AからEのいずれでもない
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、まず部屋代の7800円と清掃代の1200円を足し合わせて計算を簡単にします。すると支払額の合計は9000円であり、これを3人で割り勘するので、1人当たり3000円支払うことになります。よって求める金額はYとZ共に3000円ずつとなります。
問題1-6(支払い)
問題
P、Q、Rの3人が居酒屋でお酒を飲み、その後ラーメンでしめた。居酒屋の代金12600円はPが支払い、ラーメン代2700円はQが支払った。後日同じように飲み会を開催した際は、居酒屋の代金5100円はRが払い、ラーメン代2400円はQが支払った。
この時点で3人の負担金額は同じか。同じでないならば、この後、誰が誰にいくら支払えばよいか。
選択肢
A. 負担額は揃っている
B. PにQが4900円、Rが2500円
C. PにQが2500円、Rも2500円
D. PがQとRに450円ずつ
E. PがQに1500円、Rに450円
編集者からワンポイントアドバイス
例えばこの問題では、初めに3人の収支を計算して、問題をシンプルに考えてみましょう。問題文より、Pは12600円、Qは2700円プラス2400円で合計で5100円、Rは5100円払ったことがわかります。この時点で3人の支払額がバラバラのため選択肢のAは消去できます。次に、DとEは「Pが」払うとなっており、3人の中で一番多く払っているPがさらに多く払うことはあり得ないので消去できます。また、QとRの支払額はいずれも5100円なので、両者が追加で支払う額も同じになります。従ってBを消去でき、答えはCとわかります。
尚、3人の支払い合計を足して3で割ることで、1人当たりの必要支払い額を求めて、そこから答えを導くことも可能です。