問題1-7(支払い)

問題

P、Q、Rの3人が均等にお金を出し合って友人にお見舞いの品をおくることにした。Pは2000円、Qは4000円をRに渡し、買いに行かせた。Rが4200円のお見舞いの品を買ってお釣りをもらったとき、後で全員の貸し借りがなくなるように精算するにはRはPとQにそれぞれいくら払えばよいか。

選択肢


  • A. Pに600円、Qに4100円

  • B. Pに払わず、Qに3500円

  • C. Pに600円、Qに2600円

  • D. Pに2600円、Qに1600円

  • E. Pに1600円、Qに1500円

  • F. AからEのいずれでもない

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、1人当たりいくら払えばいいのかを初めに確認してみましょう。見舞い品は4200円なので、1人当たり1400円出す必要があることがわかります。ここで、Pは2000円払っていたので600円多く払っていることが、Qは4000円払っていたので2600円多く払っていることがわかります。従って、RはPに600円、Qに2600円払う必要があることがわかります。

問題1-2(正誤)

問題

教室の電気がつけっぱなしであったため、先生がX、Y、Zの3人の生徒に話を聞いた。

教室にいたX、Y、Zから次のような発言があった。

X 私が最初に教室から出た。

Y 私が部屋を出たとき、Xはもう教室を出ていた。

Z 私が教室から出たとき、XもYもまだ教室にいた。

全員が本当に正しいことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


  • A. Xが正しければYは必ず正しい。

  • B. Yが正しければ、Zは必ず正しい。

  • C. Zが正しければ、Xは必ず正しい。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように順番を推理するような問題では、各条件から読み取れる情報を符号化してわかりやすくまとめることが重要です。
例えば、この問題においてXがYより先に教室を出た状態をX<Yと表すと、3人の発言は次のようにまとめられます。「X:X<Y,Z」、「Y:X<Y」、「Z:Z<X,Y」。ここで選択肢Aについて考えてみると、X<Y,Zが成り立ってるときX<Yであることは簡単にわかるので、選択肢Aが正しいと判断できます。
このように各条件から読み取れる情報を符号化してわかりやすくまとめることを意識して解いてみましょう。

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問題

文中の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。

学校教員の仕事は授業以外にも進路指導や部活動の顧問など多岐にわたる。また、教育の質を上げるために多くの教員が必要とされているが、日本の教員数はほぼ横ばいであり、 1  に教員数が減少している。そのため教員の  2  が問題となっている。 

選択肢


  • A. 1.絶対的 2.同質化

  • B. 1.相対的 2.組織化

  • C. 1.経時的 2.多忙化

  • D. 1.絶対的 2.組織化

  • E. 1.相対的 2.多忙化

  • F. 1.経時的 2.同質化

編集者からワンポイントアドバイス

問題1-3(正誤)

問題

徒競走をしたX、Y、Zから以下のような発言があった。

X 私は2着以上だった。

Y 私はXよりも先にゴールした。

Z 私がゴールした時、すでにXとYはゴールしていた。

全員が本当のことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


  • A. Xが正しければYは必ず正しい。

  • B. Yが正しければ、Zは必ず正しい。

  • C. Zが正しければ、Xは必ず正しい。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように順番を推理するような問題では、各条件から読み取れる情報を符号化してわかりやすくまとめることが重要です。
例えば、この問題においてXがYより先にゴールした状態をX<Yと表すと、3人の発言は次のようにまとめられます。「X:X<YまたはX<Z」(最下位ではない)、「Y:Y<X」、「Z:X,Y<Z」。ここで選択肢Cについて考えてみると、X,Y<Zが成り立ってるときX<Zが成り立つことは簡単にわかるので、選択肢Cが正しいと判断できます。
このように各条件から読み取れる情報を符号化してわかりやすくまとめることを意識して解いてみましょう。

問題1-5(正誤)

問題

T君は野球を観戦しに来た。野球の球団GとHが試合をし、6回後半が終了した時点でHが2点リードしたところまで観て、急用のため帰った。後日、同じ試合を最後まで観ていたP、Q、Rから情報を聞いた。

P Gは7回以降に5得点した。

Q Gは試合に勝った。

R Gは7回以降に3得点以上した。

全員が本当のことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


  • A. Pが正しければQは必ず正しい。

  • B. Qが正しければRは必ず正しい。

  • C. Rが正しければPは必ず正しい。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように得点と勝敗に関して様々なパターンが考えられる問題では、選択肢が成り立たない反例を見つけて、消去法で考えることが効率的です。
例えば選択肢Aについて考えてみると、「Gが7回以降に5得点した、かつGが負けた」パターン、すなわち「Gが5点取ってがHが8点取った」がといった状況が反例に当たります。同様にして選択肢Cも反例を見つけることができるので、残った選択肢Bが解答だと推測できます。このように反例を見つけることで素早く問題を解くことが出来るでしょう。

問題1-6(正誤)

問題

ある水槽には何匹かの魚が入っていた。それを見た3人が次のように発言している。

X 赤い魚と青い魚が合計で5匹以上入っていた。

Y 赤い魚は少なくとも4匹入っていた。

Z 赤い魚と青い魚が入っていて、青い魚は赤い魚のちょうど4倍入っていた。

全員が本当のことを言っているとは限らない。そこで、以下の推論がなされた。次のうち正しいものを一つ選びなさい。

選択肢


  • A. Xが正しければYは必ず正しい。

  • B. Yが正しければ、Zは必ず正しい。

  • C. Zが正しければ、Xは必ず正しい。

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の推論の問題は情報を整理する力が求められます。このように魚の組み合わせについて様々なパターンが考えられる問題では、選択肢が成り立たない反例を見つけて、消去法で考えることが効率的です。
例えば選択肢Aについて考えてみると、「赤い魚と青い魚が合計で5匹以上入っていた、かつ赤い魚が4匹未満である」パターン、すなわち「赤い魚が3匹、青い魚が3匹」といった状況が反例に当たります。同様にして選択肢Bも反例を見つけることができるので、残った選択肢Cが解答だと推測できます。
このように反例を見つけることで素早く問題を解くことが出来るでしょう。

問題1-1(文章整序)

問題

AからEの文を[]から[]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[4]に当てはまるものを選びなさい。

動物倫理は[1][2][3][4][5]一因となった。

A ベジタリアン増加の

B 具体的に扱うのは

C 人と動物との本来あるべき関係や

D 動物の権利を問う学問であり

E 肉食といった問題であるため

選択肢


  • A. A

  • B. B

  • C. C

  • D. D

  • E. E

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。問題文の空欄部分の文頭や文末に当てはまる文を探し、違和感なく繋がる文章を選択することが正答するポイントになります。
この問題の場合、文末に繋がる5に当てはまる文章を最初に考えることがいいでしょう。A~Eの選択肢を見ると「一因となった」に違和感なく続くのはAであることが分かります。Aが5に入ることが分かればAに続くのはEといったように順番に当てはめて文章を完成させることを意識して問題を解いてみましょう。

問題1-2(文章整序)

問題

AからEの文を[]から[]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[2]に当てはまるものを選びなさい。

現代では[1][2][3][4][5]懸念もある。

A さらにそのデータを

B あらゆる情報がデジタル化され

C 生活がより便利になった一方で

D 膨大な個人情報が広がっていくことへの

E 分析できるようになったおかげで

選択肢


  • A. A

  • B. B

  • C. C

  • D. D

  • E. E

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。問題文の空欄部分の文頭や文末に当てはまる文を探し、文章を選択することが正答するポイントになります。
この問題の場合、最初に5に当てはまる文章を最初に考えるといいでしょう。A~Eの選択肢を見ると「懸念もある」に続く文章はDのみであることが分かります。5に当てはまるのがDと分かれば、4に入るのは逆接であるCだと推測できます。
このように文章を順番に当てはめて完成させることを意識して問題を解いてみましょう。

問題2-1(料金・価格)

問題

ある商品の定価は1個460円だが、まとめて11個以上買う場合、10個を超えた分については1個400円となる。25個まとめ買いした時の総額はいくらか。

選択肢


  • A. 11500円

  • B. 6000円

  • C. 10600円

  • D. 10540円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、値段が変わるポイントに着目して、それ以前と以後に分けて計算してみましょう。問題文より、25個のうち10個は1個当たり460円、一方で11個目から25個目は1個当たり400円になります。従って、計算式は\(10\times460+15\times400=10600\)となり、求める金額は10600円とわかります。
このように、値段が変わるポイントを見極めて解いてみましょう。

問題2-2(料金・価格)

問題

ある商品の定価は1個600円である。しかし、まとめて買う場合は割引があり、51個目から100個目については1個500円、101個目以降は1個400円となる。

この商品を160個まとめ買いすると総額いくらになるか。

選択肢


  • A. 84000円

  • B. 79000円

  • C. 96000円

  • D. 74000円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、1個当たりの値段が変わる点が3つあるので、それらに着目して考えてみましょう。1個当たり600円で買う商品1個目から50個目で50個、1個当たり500円で買う商品は51個目から100個目で同じく50個、最後に1個当たり400円のものは101個目から160個目までの60個です。従って、求める式は\(50\times600+50\times500+60\times400=79000\)となるので、答えは79000円とわかります。
この様に、値段が変わるポイントに注意して解いてみましょう。