問題2-3(料金・価格)

問題

ある印刷会社では、チラシ印刷が1枚辺り30円かかる。しかし、201枚以上まとめて印刷する場合は、200枚を超える分については1枚20円で行う。

チラシ1枚あたりにかかる値段がちょうど24円になるのは、何枚印刷する場合か。

選択肢


  • A. 500枚

  • B. 300枚

  • C. 400枚

  • D. 200枚

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、求める枚数をx、総額をyとして、xについての式を2つ立ててみましょう。まず、200枚までは1枚30円であり、それ以降は1枚20円になるので、\(30\times200+20\times{(x-200)}=y\)と1つ目の式が立ちます。次に、1枚当たり24円でx枚刷った場合の総額もy円であるため、\(24\times {x}=y\)と2つ目の式が立ちます。従って、2つの式を連立して、答えは500枚とわかります。
この様に、問題文からわからない情報は文字で置きながら解いてみましょう。

問題2-4(料金・価格)

問題

あるピアノ教室の月謝は1万円である。半年を超えて継続する場合、半年以降の月謝が1割引きとなる。また、1年を超えて継続する場合、2年目からの月謝が2割引きとなる。

2年間継続する場合、合計いくらはらうか。

選択肢


  • A. 12万円

  • B. 19万円

  • C. 21万円

  • D. 30万円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、金額が変わる点に着目して解いてみましょう。最初の半年は割引がないので6万円であり、次の半年は1割引されるため、\(10000\times0.9\times6=54000\)で5万4千円、次の一年は2割引きなので同様に計算して9万6千円となります。従って、2年間の合計金額は60000+54000+96000=210000で21万円とわかります。
この様に、金額計算の問題は何かが変わるポイントに着目して解いてみましょう。

問題2-9(料金・価格)

問題

あるネットカフェでは2時間以上利用すると料金が最初から1時間は5%、2・3時間目は10%、4時間目以降は20%引きとなる。

1時間1000円の部屋を7時間利用する時、利用料金は合計いくらか。

選択肢


  • A. 5600円

  • B. 5350円

  • C. 5550円

  • D. 5950円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、料金が変わる点に着目して考えてみましょう。最初の1時間は5%引きなので950円、次の2時間は10%引きなので2時間の合計は1800円、続く4時間は20%引きなので合計で3200円です。従って、7時間の合計金額は950+1800+3200=5950で5950円とわかります。
この様に、数字が変わるポイントを意識して解いてみましょう。

問題2-6(料金・価格)

問題

あるレンタルビデオ屋では、DVD1枚を1週間レンタルすると400円である。ただし、5枚を超える分についてはレンタル料が2割引となる。

DVDを12枚レンタルするとき、一気に12枚レンタルするのと、6枚ずつに分けてレンタルするのではレンタル料はどれだけ異なるか。

選択肢


  • A. 1200円

  • B. 400円

  • C. 200円

  • D. 500円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、問題を細分化して1つずつ考えることが重要です。
例えばこの問題では、5枚以下をレンタルする際の料金と、それよりもレンタルする際の1枚当たりの料金を考えてみましょう。初めに、5枚以下の場合、1枚当たりのレンタル料金は400円なので、5枚当たり2000円となります。次に、それよりも多くレンタルする場合、400円から2割引されるので、1枚当たりの料金は320円となります。従って、12枚まとめてレンタルした料金は\(2000+320\times7\)で4240円であり、6枚ずつレンタルした料金は\(2000+320\times1+2000+320\times1\)で4640円なので、求める差額は400円とわかります。
この様に問題を細分化することを意識して解いてみましょう。

問題2-7(料金・価格)

問題

希望者を募って美術館に行った。美術館の入館料は1人あたり400円であるが、20人を超す団体の場合、20人を超えた分については1人あたり300円になる。入館料の総額を美術館に行く人数で割ったときに、1人あたり380円支払うことになった。美術館には何人で行ったと考えられるか。

選択肢


  • A. 25人

  • B. 28人

  • C. 35人

  • D. 70人

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、求める人数をx、合計金額をyと置いて考えてみましょう。まずx人で行った際の合計金額をx人で割ると1人当たり380円なので、y=380xという式が立ちます。次に、20人は1人当たり400円、それを超えた分は1人当たり300円になるという情報が与えられているので合計金額は、\(y=20\times400+{(x-20)}\times300\)とも表せます。従って、これらの式を連立して、x=25とわかります。
この様にわからないものは文字で置いて考えてみましょう。

問題2-8(料金・価格)

問題

定価4000円の商品を5個以上まとめて購入すると(ア)%引きの割引価格になり、10個購入すると定価の22%引きとなり、5個購入するときより1個につき240円安い。

このとき(ア)に入る数字を求めよ。(必要な時は、最後に小数点以下第1位を四捨五入すること)。

選択肢


  • A. 10%

  • B. 14%

  • C. 16%

  • D. 19%

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、求める数字をxと置き、問題を細分化して1つずつ考えてみましょう。まず、定価4000円のものを10個買うと22%引きされるので、1個当たりの値段は、\(4000\times0.78\)で3120円とわかります。次に5個購入の際の1個当たりの値段はこれより240円高いので、3360円とわかります。4000円をx%割引すると3360円になるので、求めるxは16であるとわかります。
この様にわからないものを文字でおき、分かるところから解いてみましょう。

問題2-5(料金・価格)

問題

あるスーパー銭湯の入浴券は600円である。また、20枚つづりで9000円の回数券も販売されている。回数券は余っても払い戻しはない。

Pは48回分の入浴券を購入し、Qは60回分の入浴券を購入した。それぞれ最も安く済むように購入した場合、PとQそれぞれの1回分の値段の組み合わせとして正しいものを選べ。

選択肢


  • A. P:475円 Q:450円

  • B. P:500円 Q:450円

  • C. P:470円 Q:425円

  • D. P:525円 Q:425円

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、1回入浴券と回数券をそれぞれどれくらい買うかを考えながら解いてみましょう。まず、Pは48回分を購入しますが、20回分を2つづり、すなわち40回分を回数券で購入し、残った8回を個別で買うのが一番安い方法で総額は22800円となります。これを48で割ると1回当たりの値段が出るので、\(22800\div48=475\)で1回当たり475円とわかります。次にQは20回券を3セット買うのが一番安いため、合計金額は27000円であり、60で割って1回当たりの金額は450円とわかります。
この様に、段階を踏みながら1つずつ考えてみましょう。

問題2-10(料金・価格)

問題

あるテニスコートは、9時から23時まで空いていて、通常1時間あたり5000円で利用できる。ただし、9時から12時は早朝割引で10%引き、逆に15時〜23時は夕方料金で15%増しの料金となる。

このテニスコートで連続6時間テニスをしたら、使用料は合計31000円となった。何時から何時までテニスコートを借りていたか。

選択肢


  • A. 12時〜18時

  • B. 9時〜15時

  • C. 10時〜16時

  • D. 11時〜17時

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の金額計算の問題は、情報を適切に把握する力が求められます。このような情報を整理して理解する問題では、整理の仕方を工夫することが重要です。
例えばこの問題では、問題文から朝割の料金は1時間は4500円、夜増は5750円と分かります。そのため、朝割の時間をx、通常料金の時間をy、夜増の時間をzと置いて、4500x+5000y+5750z=31000、両辺を250で割って18x+20y+23z=124という式が立ちます。また、6時間借りていたため、x+y+z=6という式も作ることができ、あとはこれらの式に当てはまる組み合わせを見つければ答えが決まります。朝割を1時間、夜増を2時間利用していることがわかれば、利用していた時間は11時から17時とわかります。
この様に情報を適切に整理することで答えの範囲を絞り込むことができます。

問題1-3(文章整序)

問題

AからEの文を[]から[]に入れて文の意味が通るようにしたとき、[2]に当てはまるものを選びなさい。

ウイルスと細菌は[1][2][3][4][5]代謝などの生命活動を行わない。

A 細菌は一つの細胞でできており

B ウイルスは細菌の50分の1ほどの大きさで

C 単細胞生物と呼ばれるのに対し

D 自分で細胞を持たず

E どちらも微生物だが

選択肢


  • A. A

  • B. B

  • C. C

  • D. D

  • E. E

編集者からワンポイントアドバイス

言語の文章整序の問題では与えられた文章を適切な順番に並び替え、正しい文章として構成する力が求められます。問題文の空欄部分の文頭や結論に当てはまる文を探し、文章を選択することが正答するポイントになります。
この問題の場合、最初に1に当てはまる文章を考えるといいでしょう。A~Eの選択肢を見ると、Eの「どちらも」が指すのは文頭の「ウィルスと細菌」であることからを文頭に続くのは、Eであることが分かります。また、1に当てはまるのがEと分かれば文章全体の内容からA➝C、B➝Dへと続くことが推測でき、Eの次に入るのはAであることが分かります。
このように文章を順番に当てはめて完成させることを意識して問題を解いてみましょう。

問題3-4(集合)

問題

犬を飼っているか、猫を飼っているか、鳥を飼っているか、について町にいた100人にアンケートを取った。犬を飼っている人は31人、猫を飼っている人は29人、鳥を飼っている人は13人であった。鳥だけを飼っている人が9人、犬も猫も鳥も飼っていない人が40人いたとする。

犬もしくは猫を飼っている人は何人か。

選択肢


  • A. 10

  • B. 21

  • C. 31

  • D. 51

  • E. 70

編集者からワンポイントアドバイス

非言語の集合の問題は、多層的な情報を処理する能力が求められます。このような重なり合った複数の情報を分析する問題では、ベン図を描くことが重要です。
例えばこの問題では、犬を飼っている人の集合をX、猫を飼っている人の集合をY、鳥を飼っている人の集合をZ、これらを含む100人全体の集合をAとして考えてみましょう。初めに、問題文より、AのうちX、Y、Zのいずれにも入らない人は40人、鳥だけを飼っている人は9人います。従って、これらの49人以外は必ずXかYのいずれかに入ることがわかるため、答えは100-49=51で51人となります。
この様に、与えられた情報をベン図に書き込んで整理しながら解いてみましょう。